01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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地元、リヒャルド・フライタクはオーエベルストドルフのフライングで2位にたった0.3ポイント差で優勝した。このドイツ選手は409.8ポイントで2位のアンドレアス・スティルネンは409.5ポイント、また3位のグレゴア・シュリーレンツァウアーも僅差で409ポイントと接戦だった。
リヒャルド・フライタクはファーストラウンドで209mをマークし、トップでファイナルを迎えた。2本目も206.5mで地元観客を沸かせた。
「トレーニングと予選でも調子が良かった。このリザルトは過去数週間のハードなトレーニングのおかげだと思う。このまま世界選手権につながることを期待しているが、まずは明日の試合が楽しみ。みんなも楽しみだと思うし、また他の多くのチームも好調だ。地元のファンの前で優勝出来るのは格別な気持ち。」とフライタクは話した。
409.5ポイントと僅差で2位になったのはアンドレアス・スティルネン。このノルウェー選手は0.3ポイント差とドイツ人にわずかに及ばなかったが、W杯で初めての表彰台。「素晴らしい一日だった。表彰台に上れたことを自分でも正直少し驚いている。ジャンプ台の感触もよく、デコのところでフライトが高くなくて自分にとっては最適。ノーマルヒルでもこういう結果がだせるようにしたいと思う。明日の団体戦で今日のようにチームのみんなが飛べたらチームツアー優勝のチャンスがあると思っている。」と話した。
ファーストラウンドで206.5mを飛んで4位だったグレゴア・シュリーレンツァウアーはクリンゲルタル同様に3位と順位を上げることに成功。「今日のフライング大会は最高だった。1本目のジャンプはあまり良くなかったが、2本目は良くなった。スロベニアに大きく差を付けられているし、ノルウェーも好調だが日曜は自分たちのベストを尽くしたい。」とコメントした。
W杯リーダーであるシュリーレンツァウアーの他にもオーストリアチームはポイントを獲得した。シュテファン・クラフト(199mと205.5m、390.8ポイント)、経験あるヴォルフガング・ロイツル(15位)、マルティン・コッホ(19位)がトップ20入り。ミヒャエル・ハイベックは27位だった。
ドイツ選手の活躍
ドイツ選手でトップ10入りしたのはリヒャルド・フライタクだけではなく、セヴェリン・フロインドは202.5mと203.5mで395.1ポイント、ミヒャエル・ノイマイアーは2本とも202.5mで392.5ポイントでそれぞれ9位と10位に入った。フライング大会初参加のカール・ガイガーは20位。アンドレアス・ウェリンガーのみが172m(153.8ポイント)で35位に終わり決勝進出はならなかった。
ドイツチームにとってノルウェーチームは明日の団体戦の大きなライバルになることが予想される。スティルネンのチームメイト、アンダース・ヤコブセン(203.5mと206m、402.3ポイント)、トム・ヒルデ (206mと203 mで397.5ポイント) の2人がトップ10入りを果たし、バルダルとエルベルムソルセルも16位と17位だった。
10万ユーロの賞金に一番近いのはスロベニアチーム
FISチームツアーランキングトップのスロベニアはこの日オーベルストドルフでもそのリーダーの座を防衛した。ゴラン・ヤヌスヘッドコーチ率いるチームはトータルで2302点、ノルウェーが2257.2点、オーストリアが2254.2点と続く。2227.2点のドイツも日曜次第で表彰台の可能性が残されている。
シュリーレンツァウアー、引き続きW杯リーダー
グレゴア・シュリーレンツァウアーはW杯総合優勝に近づきつつある。このオーストリア選手は1320点で2位のバルダル(782点)を大きく引き離している。セヴェリン・フロインドが699点で4位、今日優勝したリヒャルド・フライタクは7位に浮上している。