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伊東大貴、フライングの予選トップ

作成: 16.02.2013 12:49 / cy

最悪の天気が予報されていたオーベルストドルフであるが、土日の大会日には雪がやみ、風がおさまるという予報に変わった。

予選での条件は厳しく、天候条件によりラウンドに通常よりも長くかかった。ジュリーは風の条件に合わせるために何回ものゲート変更をしなければならなかった。

 

このような難しい条件を制したのは日本の伊東大貴。5千人のファンの前での予選ラウンドでトップ。198.5m、184.4ポイントで、オーストリアのシュテファン・クラフトをおさえた。ジュニア世界選手権3位だったこのオーストリア選手は198m(183ポイント)だった。

 

3位にはウィリンゲンとクリンゲンタルの予選勝者だった地元のリヒャルド・フライタク。この21歳の選手は185.5mのジャンプで178.8ポイントをスコアした。この日の最長飛距離をだしたのはセヴェリン・フロインドで202.5mのジャンプを見せたが、飛型点が低く4位に留まった。この2選手はいずれにしてもこの地元開催の大会でトップに入ってくる可能性がある。

 

アレクサンダー・シュトックルはK点付近の安定したジャンプを見せた選手たちに満足しているはずである。アンダース・ヤコブセン(182m、175.7ポイント)、アンダース・バルダル(184.5m、173.3ポイント)、トム・ヒルデ(182m、172.6ポイント)、キムレネ・エルベルムソルセル(180m、164.8ポイント)がトップ10入り。12位にはルネ・ヴェルタが入り、チーム的な強さを見せて、日曜日の団体戦でのパフォーマンスが期待される。

 

5名の若手ポーランド選手のうち、4名は予選を突破出来ず日曜日の本戦には出場出来ない。この若手の選手たちはトップチームがトレーニングのためにオーベルストドルフ大会にエントリーしなかったためW杯参戦のチャンスを与えられた。クレメンス・ムランカのみが173.5m(151.1ポイント)で18位、ポーランドチーム唯一の本戦進出となった。

 

ウェリンガーとツォグラフスキのデビュー

 

アンドレアス・ウェリンガーとツォグラフスキの両名が彼らのキャリアの中で初めてのフライング大会に参戦した。ドイツの新星とブルガリアの2011年ジュニアチャンピオンは予選ラウンドでは176.5mのジャンプを見せた。両名ともオフィシャルトレーニングでパーソナルベストを出したが、この日に200mラインを超えることは叶わなかった。

 

ヤン・マトゥラなしでこの大会に臨んだチェコチームにとってはこの日の予選はいい結果を出せず、ボレック・セドラック、ヴォイテック・ストゥルサの2名は本戦への出場権をとれなかった。

 

Slovenes continue on their way

 

予選免除選手で飛距離が一番だったのはスロベニアのロベルト・クラニエッチである。フライングW杯ランキング2位のこの選手は195m。またチームメイトのヤカ・フヴァラ(180m)、ユーリ・テペシュ(184m)、ペーター・プレヴィッチ(192m)と再びチームの好調さを印象づけた。

 

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