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ヤカ・フヴァラ、W杯初優勝!

作成: 13.02.2013 18:51 / cy

スロベニアのヤカ・フヴァラがドイツのクリンゲンタルでW杯初優勝を飾った。フヴァラは先頃チェコのリベレッチで開催されたジュニア世界選手権で優勝した新星ジュニアチャンピイオン。1本目142.5mでファーストラウンドトップだったが、ファイナルでもその好調さをキープしてファイナルで133m、トータル259.5ポイントでトップを守りきった。

「今日は自分にとって本当に特別な日となった。トライアルラウンドのあとジャンプがひどかったので自分自身に本当に腹が立っていたけれど、競技での2本は本当にいいジャンプができた。」ウィリンゲンでの団体戦優勝からゴラン・ヤヌス率いるスロベニアチームは最高潮でFISチームツアー初優勝にむけ突き進む。

 

「チームツアーの優勝に関してはまだ何も考えていない。オーベルストドルフでの試合に集中したい。自分にとって初めての世界選手権であるヴァルディフィエメに関しても今はリザルトに縛られないようにと思っている。ぜひ参加したいし、楽しんでいいジャンプを見せることが自分の目標。チームスピリットを持ったいいチームだし、お互い良く理解し合えていて、それがチームの強さにつながっているが、まだまだ負けなしという訳ではない。」とフヴァラはコメントした。

 

2位には日本の竹内沢。この日本選手にとって、また日本チームにとっても重要な意味を持つ表彰台である。竹内は133.5mと130.5mで254.6ポイントで彼のキャリアの中でのベストリザルトである。「とても嬉しく思っている。今日のジャンプは本当に良かった。オーストリアやドイツでの大会はとても特別で日本選手はここでジャンプすることを嬉しく思っている。ファーストラウンドの前から条件が難しくなることは予想していたが、だからこそ自分のジャンプに集中することが大切と思っていたが、それがうまくいったと思う。」と竹内は語った。

 

グレゴア・シュリーレンツァウアーは条件の厳しい今回のクリンゲンタルで改めてその強さを見せた。136mと132mのジャンプでトータル253.1ポイントで3位入賞。「今日もまた自分にとっていい結果となった。表彰台に立てることは特別なこと。今日の条件は難しかったがそれでも必要なだけの幸運さを持ち合わせていたと思うし、ここでの大会をいつも楽しみにしている。今日のジャンプ自体は完璧ではなかったが世界選手権までに合わせて行けると思う。チーム的にも世界選手権までにはまだ時間があるし、喜ぶべき人が分かるのは最後だと思う。スロベニア、ノルウェー、ドイツが好調なのは疑いがない。」と話した。

 

4位には137.5mと126.5mのジャンプでシモン・アマン。このスイス選手は自身のジャンプに満足で世界選手権の準備万端という感じである。

 

ドイツチームは満足いかない結果。

 

地元チームのドイツにとっては満足がいかない結果となった。「この結果は予想外で残念なものとなった。それでも今後につなげられるようにポジティブに捉えている。オーベルストドルフ、またヴァルディフィエメでの世界選手権では今日のチームとは全く違う自分たちを見せられると信じている。」とウェルナー・シュスターは話した。ミヒャエル・ノイマイアーがドイツチームベストで12位。セヴェリン・フロインドが17位、アンドレアス・ウェリンガー28位、リヒャルド・フライタク32位、アンドレアス・ヴァンク38位、カール・ガイガー42位、マルティン・シュミット49位という納得のいかない結果に終わった。

 

ドイツチームに比べて強さを見せたのはポーランドチームである。ピオトル・ツィラは135mと128.5mで5位で彼のキャリアの中でのベストリザルト、クリストフ・ミエトゥスは11位、マルチェイ・コットが13位だった。カミル・シュトッホはスーツで失格となった。

 

 

 

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