01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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グレゴア・シュリーレンツァウアーはヴィカスンドのフライングヒルでマッティ・ニッカネンが持つW杯最多優勝数にならぶ46勝目をあげた。216.5mと240mのジャンプでシモン・アマンとロベルト・クラニエッチをおさえて優勝した。
「W杯で46回優勝して、ジャンプ史に自分の名が残るということは格別な気持ちだ。とても誇りに思いもするし、今まで自分を支えて一緒にやって来てくれたみんなに感謝したい。2本目のジャンプは本当に良いジャンプで空中では何とも言いがたい感覚だ。明日もまた良いジャンプを2本揃えたいけれど、今はとにかく今日のリザルトを満喫したい。」とシュリーレンツァウアーは46勝目を決めたあとに語った。
このオーストリア人はトータルで418.7ポイントを獲得して、215mと229.5m、418.2ポイントだったシモン・アマンを僅差でおさえた。シモン・アマンは0.5ポイント差で今季初優勝を逃したことになる。「まだ完璧なジャンプではないが、表彰台に戻ってこられたのは重要な意味を持つ。今シーズンはまだ良かったり悪かったりして安定していないが、自分にとっては今季に残された最後のハイライトになる世界選手権のために自信を持てるように努力している。」と試合後にアマンはコメントを残した。
トレーニングでは調子が良くなかったクラニエッチだったが、フライアーとしてのそのパフォーマンスをタイミングよく復調させ、212mと232.5mのジャンプを見せた。「今日は素晴らしかったし、自分自身とても満足している。1本目はロースピードで難しかったが、ファイナルは良かった。スーツがタイトになったことで、スピードが少し速くなり、昨年とちょっと違う感覚だった。明日グレゴアに挑戦出来るか楽しみだ。」とクラニエッチは言った。
ベストリザルトと飛距離をだしたスティルネン
地元アンドレアス・スティルネンの4位は地元観衆1万5千人をわかせた。ファーストラウンドで215m、ファイナルでは自己ベスト飛距離をマークした232.5mをだし、ノルウェーチームベストの4位。その他のノルウェー選手はアンダース・ヤコブセン7位、アンダース・バルダル12位だった。
5位にはポーランドのカミル・シュトッホ。「2本目は踏み切りのタイミングが少し遅れて大事な数メートルを失ったが、自分のジャンプに満足している。」とシュトッホ。またファイナルラウンドで232.5mを飛び、ポーランドの記録をシュトッホと分け合うピオトル・ツィラは6位。その他ポーランドチームはマチェイ・コット16位、クリストフ・ミエトゥス25位とファイナルラウンドに4名進出した。
ドイツチームベストはミヒャエル・ノイマイアー。この34歳の選手は196.5mと225mのジャンプを見せた。「今日は楽しかった。特に2本目には良いジャンプが出来て、とても満足している。」とノイマイアーは話した。セヴェリン・フロインドは10位、リヒャルド・フライタク18位、マキシミリアン・メッヒラー21位、アンドレアス・ヴァンク28位でW杯ポイント獲得。マルティン・シュミットは35位、マリヌス・クラウス36位と2名は決勝進出出来なかった。