01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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ジュニア世界選手権リベレッチ大会、開会式から3日目にはジャンプ男女個人戦が行われた。日本の高梨はそのタイトルを防衛し、昨年に引き続き2連覇。イタリアのエヴェリン・インサム、スロベニアのカティア・ポズンがそれぞれ銀・銅メダルを獲得・
雪がちらついていたものの、風もなく、とても公平な条件の中女子個人戦が行われた。W杯女子大会で好成績の選手が結果を出し、番狂わせは特になかった。日本の高梨は98.5mと102m(269ポイント)で圧勝し、エルツルム大会から2連覇を遂げた。「2連覇することが出来たことは素晴らしい気持ち。ここリベレッチでのジャンプはずっと良かったので、金メダルがとれて本当に嬉しい。」とこのジュニアチャンピオンは話した。
2位にはイタリアのエヴェリン・インサムが入賞し、「素晴らしくエキサイティングな試合だった。自分のパフォーマンスにとても満足している。このままのレベルを維持して行きたい。」と満足げに話した。トレーニングでも好調さをアピールしていたが、試合では96.5mと100m(259.5ポイント)で堂々の銀メダルを獲得した。
W杯でもチーム的に強さを見せているスロベニアチームだか、ここリベレッチのジュニア世界でもそれをアピールした。94.5mでファーストラウンド終了時点で4位につけていたカティア・ポズンは2本目で99m(トータル253.5ポイント)で表彰台に上った。「今はただただ満足しているし、嬉しい。今回が最後のジュニア世界になるので3位になれた意味は自分にとってとても大切。」とポズンは話した。また、7位スペラ・ロゲリ、9位エマ・クリネッチと団体戦でもこのスロベニアチームには期待が寄せられる。
サラ・ヘンドリクソンは期待はずれ
ジュニアチャンピオンのタイトルを狙っていたサラ・ヘンドリクソンにとっては期待はずれな結果となった。トレーニングラウンドで良いジャンプを見せていたアメリカのサラ・ヘンドリクソンは試合でその力を出し切れずにファーストラウンドで89mと飛距離を伸ばせず、ファイナルで97mと挽回したもののメダルには届かず、最終的に6位に終わった。
チェコのミヒャエラ・ドレツェロヴァは良いパフォーマンスを見せ、8位と大健闘。3位入賞を狙っていたフランスのコリン・マテルはメダルを逃して4位だった。しかしもう一人のフランス選手レア・レマレはTOP10入り。エルツルム大会ではカリーナ・フォグトが銅メダルを取得したドイツチームは振るわず、カタリナ・アルトハウスがドイツのベスト選手で11位とチーム的に不振だった。