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ヘンドリクソン今季2勝目!

作成: 12.01.2013 18:02 / cy

先週のショーナッハから、W杯女子個人戦はヒンターツァーテンに舞台を移した。二日間行われるショーナッハ大会1日目を制したのは、昨季のW杯総合勝者アメリカのサラ・ヘンドリクソン。日本の高梨沙羅、フランスのコリーヌ・マテルを抑えて、今季2勝目を飾った。

シュヴァルツヴァルトのヒンターツァーテンで行われた女子個人戦1日目は、最高のコンディションの中で行われた。総合優勝候補の一人であるサラ・ヘンドリクソンは、12月のソチ大会以来となる表彰台の頂点に立った。1本目、97.5mを飛んだヘンドリクソンは、コリーヌ・マテル(FRA)にわずか0.2ポイント差の2位につけた。そして2本目ではこのラウンド最長の98.5mを飛び、トータル243.6ポイントで優勝を飾った。トレーニングから高いレベルのジャンプを見せていたヘンドリクソンは、このジャンプ台での好成績について次のように語った。「このジャンプ台はいつも好きだし、ここで飛ぶのが好き。W杯の前にここでトレーニングもしていたし、とてもうまくいった。」

 

サラ・ヘンドリクソンの成績を見る »

 

2位には、日本の高梨沙羅。この日の結果に満足で、「2本ともいいジャンプで、テレマークもしっかりできた。踏み切りが少し早かったが、明日はもっといい結果が出したい。ジャンプ台はとてもいい状態だった。」と語った。1本目99mでこの日の最長飛距離を飛んで3位につけ、2本目98m、トータル242.2ポイントで順位をあげての2位となった。

 

3位はフランスのコリーヌ・マテル。前回のW杯大会と同じような展開となった。1本目を終わってトップになったのは今回で3回目だったが、リードを守りきることはできなかった。「いつもは2本目でいいジャンプができる。今日の2本目には満足しているが、サラと沙羅のほうが少し上だった。」1本目2本目ともに97.5mで、トータル240.4ポイントだった。

 

今日は上位5選手がわずか2.2ポイント差で2本目を迎えるエキサイティングな展開となった。4位以下は、ジャクリン・サイフリーズベルガー(AUT)、カティア・ポズン(SLO)、アネッテ・サーゲン(NOR)、エヴェリン・インサム(ITA)、ウルスラ・ボガタイ(SLO)、カリナ・フォクト(GER)、アレクサンドラ・プレトリウス(CAN)。上位10位以内に9カ国の選手が入る、国際的な結果となった。

 

ヒンターツァーテン ジャンプ台 »

 

ダニエラ・イラシュコ 転倒

 

トレーニング、トライアルラウンドで見事なジャンプを見せていたオーストリアのダニエラ・イラシュコは、1本目の着地後に転倒して負傷。 「少人数のチームである我々にとってショックだ。ひざ以外は大丈夫だということだが、はっきりした診断を待っているところ。意識はあり、受け答えははっきりしていた。」とオーストリアのハラルド・ロッドラウナー・ヘッドコーチは語った。イラシュコは、検査のためノイシュタットの病院に運ばれた。 

 

高梨 総合トップをキープ

 

高梨沙羅は、560ポイントで総合ランキングトップを維持。サラ・ヘンドリクソンが421ポイントとして、4位から2位に浮上。3位はコリーヌ・マテル 408ポイント。

 

日本勢


伊藤有希は18位、小浅星子は29位。渡瀬あゆみは2本目に進めなかった。

 

公式リザルト pdf-file

 

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