01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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ラムサウ・ダハシュタインでのエキサイティングな戦いは、高梨沙羅(日本)が今シーズン2勝目を手にした。年内最後のW杯女子個人戦で、高梨はコリーヌ・マテル(フランス)とダニエラ・イラシュコ(オーストリア)を抑えての優勝。先週末ソチで表彰台に上った3人が、今週も表彰台で笑顔を見せた。
1本目では86.5mで4位だった高梨沙羅は、2本目追い風の状況で91.5mを飛び合計241.0ポイントで、逆転勝利を手にした。「ラムサウのジャンプ台で好成績をあげられる理由は二つ。まず、インランの斜度と自分が感じるプレッシャー。もう一つはラムサウが素晴らしい場所で、ここにいるのが楽しいことだ。また、最近追い風でのトレーニングが多かったので、状況にうまく対応できた。」と高梨。
2位は、コリーヌ・マテル(フランス)。ソチでの優勝に続いての表彰台となったが、1本目86.5mで立った1位を守ることはできなかった。2本目も93mと好ジャンプをみせたが、着地でのテレマークが決められずポイントが伸びなかった(238.6ポイント)。「着地はまだ向上の余地がある。でも今の状況に満足しているし、絶えず自分が良くなっていると気づいている。」と語った。
地元のヒーロー、ダニエラ・イラシュコ(オーストリア)は1本目を終わって9位だった。「地元ファンの前で飛ぶということは、大きなモチベーションになった。シュタイアーマルク州出身だし、ホームでの大会はいつも楽しめる。」とイラシュコ。
1本目を終わって、マヤ・ブティッチ(スロベニア)、ジェシカ・ジェローム(アメリカ)が同ポイントの2位につけて表彰台への期待が膨らんだが、2人とも2本目は伸びず、ブティッチ13位、ジェロームは5位。ジェロームのほか、リンジー・ヴァン(4位)、サラ・ヘンドリクソン(7位)がトップ10入りを果たし、アビー・ヒューズ11位、予選トップのアリッサ・ジョンソンは12位となり、この日の国別トップはアメリカチームだった。
スロベニア勢 期待に応えられず
13日の予選でチーム全員が好成績を残して期待されたスロベニアチームだったが、本戦では上位に食い込むことはできず、チームベストはアニャ・テペシュの9位。ドイツチームも同様で、チームトップはカリナ・フォクトの10位だった。
日本勢
渡瀬あゆみ26位、平山友梨香が27位。伊藤有希、山田優梨菜、葛西賀子は2本目に進めず。
高梨 総合でのリードを広げる
W杯総合優勝争いでは、今日の勝利で高梨沙羅が2位以下との差を広げた。340ポイントで総合首位の高梨、2位はコリーヌ・マテル(266ポイント)、サラ・ヘンドリクソン(252ポイント)が3位。高梨がリーダービブをキープして、女子W杯はクリスマスブレイクを迎える。