01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
全リザルト » |
前日のミックス戦は雨風の影響に悩まされたが、今日の個人戦は比較的安定した条件のもとで行われた。競技は接戦で非常にスリルある2012/13シーズンの幕開けとなった。
ノーマルヒルの大会はつねに優勝争いが熾烈になるが、ここリラハンメルでも接戦となった。ファーストラウンドでは大番狂わせ。17歳のドイツ選手、アンドレアス・ウェリンガーがそのW杯デビュー戦で103mと1位でファイナルに進出した。ファイナルでは1位をキープすることはかなわなかったが、彼にとっては5位と素晴らしい結果をだした。
フロインドがW杯リーダーに。
ウェリンガーの同郷のセヴェリン・フロインドはファイナルに100.5mと飛距離をのばしファーストラウンド終了後の3位から2つ順位を上げて優勝。この24歳の選手はW杯3勝目でいいシーズンスタートを切った。「開幕戦は私にとって完璧なものになった。明日の大会を楽しみにしている。昨年はここのラージヒルで2位だったので、台と相性がいいのだと思う。今日は激しい接戦だったけれど、今は本当に嬉しい。痛みもないのでリラックスして試合に臨めています。」とコメントした。
ノルウェーとオーストリアが好調。
フロインドに267.2ポイントという僅差で2位になったのはトーマス・モルゲンシュテルン。今日のオーストリアのベスト選手となった。マニュエル・フェットナー(7位)、グレゴア・シュリーレンツァウアー(8位)という2人のチームメイトがトップ10入りを果たした。
熾烈なトップ争い
昨年総合優勝のアンダース・バルダルは2位のモルゲンシュテルンに0.2ポイント差の3位で地元ノルウェーに表彰台をもたらした。ノルウェーはチーム的に好調で1年の休養で選手として復帰したアンダース・ヤコブセンが4位、アンダース・ファネメル6位だった。「自分にとっていい開幕戦になった。今日の条件は最高だったし、勝つべき選手が勝ったと思う。」とバルダルは話した。「ここの台はラージの方が相性がいい」とすでに日曜日の大会に期待をよせる。
竹内択の9位、ペーター・プレヴィッチの10位が日本、スロベニアのそれぞれの国のベスト選手となった。11位のリヒャルド・フライタクとヴォルフガング・ロイツル、シモン・アマンが13位、そして予選勝者のルーカス・フラヴァ(チェコ)は14位であった。
ポーランドチームはこの開幕戦では苦戦した。ルーカス・クルチェック率いるこのチームの2選手だけがファイナルに進出できた。マルチェイ・コットの25位が最高でカミル・シュトッホは30位に終わった。フィンランドチームも不調が続き、ペッカ・ニエメラヘッドコーチはハッポネンの22位に甘んじなければならなかった。