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キュンツレ(スイス)

作成: 06.11.2012 14:14 / cy

Der nächste Teil unserer Serie mit Interviews der Cheftrainer kurz vor dem Start des Weltcupwinters 2012/13 widmet sich Martin Künzle und dem kleinen Team aus der Schweiz.

2012/2013シーズン開幕前ヘッドコーチインタビュー、今回はスイスのマーティン・キュンツレ。
現在32歳のコーチは9年前からスイススキー連盟でコーチとしての道を歩み始め、スイス東部の強化地点をベースに、他のコーチとともにコンチネンタルカップ組を担当していた。

2008年からはナショナルチームのコーチとなり、とりわけ看板選手であるシモン・アマンの大活躍で脚光を浴びることとなった。

五輪4冠のアマンに加え、ともに21歳のグレゴア・デシュバンデンとマルコ・グレゴリという若手有望株をチームに加えたスイス、すでに結果も残している。

 

Berkutschi: スイスは夏の大会で好成績を収めた。いつも通りトップ成績のシモンアマンの他にも、グレゴア・デシュバンデンとマルコ・グレゴリもサマーGPでポイントを稼いだ。シモン・アマンが力強い仲間を得たことで、この冬も好調をキープできるという感触を得ているのでは?

 

Martin Künzle:グレゴアが冬もこの調子を維持できればいいと思います。彼にはしっかりした技術があり、夏を通して安定したレベルで飛ぶことができていました。マルコに関してはまだ不安定で、いい時もあれば、上手くいかない時もありましたね。グレゴアはいいスタートを切れるのではと考えています。マルコに関しては、いい結果を残してくれたらいいですね。 

Berkutschi: グレゴアには、シーズン序盤のリレハンメル、クーサモ、ソチでどれくらいの期待を?波に乗れたら、どれくらいの成績を残せそうですか?

 

Künzle: 2本目に進出してワールドカップ・ポイントが稼げたなら、彼にとっては素晴らしい成果となるし、私も大満足です。いいジャンプをすればトップ15に食い込めるということを夏の大会で証明しましたし。まずはワールドカップ・ポイントを取っていって、その後、一歩一歩進んでいければいいと思います。

 

Berkutschi: 新しいボディフィットのスーツに関してはどのように考えていますか?

 

Künzle: 夏を通じて新しいスーツで練習をして試合もこなしてきましたが、なかなかいいと思います。ジャンプスポーツがこういう形でも機能することが分かったはず。最初は若干の苦労もしましたが、より長い助走が必要であることから、インランと空中でより速いスピードに選手は対応しなければなりませんでした。冬二関しては、実際始まってみないとわからないかと。スーツサイズの許容がボディサイズ、プラス2センチまでになりましたが、そのことがどのような結果を及ぼすかということは現時点では言えないと思います。ノーマルヒル、ラージヒルでは問題ないと思いますが、フライングでどうなるかは見物だと思います。

 

Berkutschi: かつてシモン・アマンが2010/2011シーズンに引退を考えながらも現役を続行したことは、若手選手にとってどのような重要性を持つと思いますか?

 

Künzle: シモンが現役続行を決め、私たちの看板選手であり続けてくれたことは、スイスのスキージャンプ全体にとって非常に重要でした。若い選手にとって、引っ張っていってくれる選手がいるというのは大きい。シモンの存在があることで今後2年、若手選手は大きなプレッシャーやメディアの関心から解放されるのだから。静かな環境の中で練習に取り組むことができ、また強くなるために必要なことも見れる。こうしたことは非常に重要です。それと同時に、同じように飛べる2選手が後ろに控えているということは、シモンにとっても重要であり、またプラスだと思います。

 

Berkutschi: シモン、グレゴア、マルコ、すでに3選手については話が出たけれど、その他にも出てきそうな選手はいますか?スイスがバル・ディ・フィエメの世界選手権の団体戦で2本目に進むチャンスは?

 

Künzle: 世界選手権では、2本目のファイナルに進める可能性がある時のみ、団体戦にエントリーすると思います。それが目標でもありますが。シモン、グレゴア、マルコに次ぐ4番手に誰が上がってくるかということはまだ分かりません。現時点では、パスカル・ケリン、パスカル・ゾマーと彼の兄弟、そしてルカ・エグロフのうち誰かだろうと見ています。いずれにせよ必要なレベルに達するまでには、まだまだパフォーマンスの向上が不可欠です。

 

Berkutschi: 今季、スイスのチームとしての目標は?


Künzle: シモンには表彰台争いをするだけの力があり、それは彼にとっても当然のこと。グレゴアとマルコは、まずは2本目に進み、試合をこなす中でよりトップ10、トップ20に近づきながらワールドカップポイントを稼いでいくのが目標になります。競争は厳しく、コンスタントに高いレベルのジャンプをしなければならないので、ワールドカップでの経験の浅い彼らにはシーズンを通じて戦うというのもひとつの目標。さらに上を目指すためにもワールドカップ・ポイントを稼ぎ、出場枠を増やしたいですね。

 

Berkutschi: 今季総合優勝の本命は?


Künzle: それを言うのは難しい。ここ数年と同じような顔ぶれが争うことになると考えています。セベリン・フロイントは強烈なカムバックを飾っており、間違いなく冬もトップにくると思います。ウォルフガング・ロイツルはコンチネンタル・カップで非常に強く、それが冬のシーズンにどのような結果をもたらすか。オーストリアの選手は常に計算に入れておかなければならないでしょうあ。また、カミル・シュトッホやポーランドの若手もいる。誰がトップにくるかを言うのは難しいが、もちろん私たちがそこに食い込めることを期待しています。

 

Berkutschi: アマンはジャンプ週間総合優勝を獲れる?


Künzle: そのために練習を重ねています。しかし、ジャンプ週間をとるのは非常に難しい。それはシモンが何度も挑戦し続けていることからも分かるはず。総合優勝をとるためには、いくつもの要素が必要なんです。体調と調子を維持しなければならない。ジャンプ週間をベストの状態でスタートさせ、上位をキープしていくのが目標。それで彼が勝てるかどうかは、その時になればわかるかと。彼がXデーを迎えらえるために手を尽します。

 

Berkutschi: 過去8シーズンのように、またオーストリア・チームが独走することに?


Künzle: 今季もオーストリア勢が上位にくるものと思っています。ポテンシャルを備えた層の厚いチームだ。彼らはトップ10、トップ15に食い込める非常に強い選手を多く抱えています。ここ数年のような独走態勢にはならなくとも今季もトップに入ってくると思います。

 

 

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