01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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4試合が行われるスキージャンプ週間の3戦目となるインスブルック大会(オーストリア)の予選が1月3日(火)に行われ、ダヴィド・クバツキが1位、2位はカミル・ストッフとポーランド勢が圧倒的強さを見せた。現在ジャンプ週間総合首位のハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)は13位だった。カール・ガイガー(ドイツ)は意外なことに本戦進出をはたせなかった。
インスブルック予選でのポーランドチームは素晴らしい成績を収めた。ワールドカップ(W杯)総合首位につけているダヴィド・クバツキは、128mまで伸ばして予選1位、カミル・ストッフは126mのジャンプで2位に続いた。二人とも明日のノックアウト方式の1本目で自分のチームの選手と当たることになってしまった。クバツキはシュテファン・フーラと、ストッフはヤン・ハブダスと対戦することになる。
クバツキは、「今日ここでのジャンプは本当に楽しかった。チームの協力もあって、僕のジャンプを良い方向に持っていく小さな修正点をみつけられたと思う。 そこを改善したらこの予選で本当にうまく機能した」と話し、「助走ポジションの小さなことなんだけど、それがサッツに効いてくる」と説明した。
スロベニアのアンツェ・ラニセクは、今日の3位につけた。ラニセクはオーバーストドルフでのジャンプ週間開幕戦ではイマイチだったものの、ガルミッシュ=パルテンキルヒェン(ドイツ)での第2戦は強い成績を収めており、今回第71回目となるジャンプ週間総合成績で最後に表彰台に上がれるチャンスはまだある。
ハウヴォル=エグナー・グランルードは、今日はノルウェーの一番手ではなかった。公式練習の1本目では1位だったものの、予選では13位となった。チームメイトマリウス・リンヴィクとヨハン=アンドレ・フォアファングが4位・5位と上位につけた。
グランルードは、「スタートからちょっと攻撃的に出すぎてしまった。助走ポジションが思ったのと違ったし、サッツのタイミングがほんの少し遅かった」と分析し、「難しいジャンプだった」と話した。
オーストリアチームは今日も強く、ヤン・ホアルとシュテファン・クラフト が同点で6位、ミヒャエル・ハイボック が10位でトップテンに3人入った。ダニエル・チョフェーニックとマヌエル・フェットナーは12位と14位だった。
予想外にもカール・ガイガー が予選敗退となった。ガイガーはドイツ勢のトップで、ジャンプ週間2試合が終わった現時点で総合5位につけていたが、今日は108mで51位となり、上位50人による本戦進出を逃した。50位との差はわずか0.2ポイントだった。
ガイガーは敗退が決まった後 、「今はまだうまく言葉にすることができない。ひどかった。とにかく失敗ジャンプで、インスブルックではそれは本当に致命的。とにかくしくじった。今はもうこれは終わったこととして切り替えて、原因を追求していく」と、イライラを隠せない様子で話した。
ドイツチームからは誰もトップテン入りはできなかったものの、4人が11〜20位の間に入った。今日のドイツ勢のトップは11位のフィリップ・ライムンドだった。
フィンランドのヴィルホ・パロサーリは17位で、今回も良い成績を収めた。アンティ・アールトもトップ20入りを果たした。
日本チームからは、中村直幹が24位、小林陵侑が26位、佐藤幸椰が35位、二階堂蓮が39位、小林潤志郎が42位で本戦進出を決めた。佐藤慧一は55位だった。
インスブルック大会の本戦は、1月4日(水)13:30(日本時間21:30)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。