01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
全リザルト » |
11月4日(金)、2022/23スキージャンプ男子ワールドカップシーズン最初の予選が行われダヴィド・クバツキ(ポーランド)が1位につけた。 今大会はスキージャンプ史上初めて人工芝でのワールドカップ開催となる。2位はノルウェーのハウヴォル=エグナー・グランルード、3位はポーランドのピオトル・ジワだった。
ヒルサイズ134mのアダム・マリシュ・ジャンプ台にて、ダヴィド・クバツキは133mのジャンプを収めて、期待通りのシーズン開幕となった。
僅差で2位に続いたのはノルウェーのハウヴォル=エグナー・グランルード、ポーランドのピオトル・ジワが3位だった。
22年サマーグランプリで圧倒的な強さで総合優勝を飾ったクバツキは今日、「すぐ良いジャンプを掴んだことが分かったし、高さが出せると感じた。僕が飛んだ時の助走地点の条件はギリギリだったけど、もちろん素晴らしいシーズン開幕となって嬉しい」と、インタビューに答えた。
4位につけたドイツ・オーバーストドルフ出身のフィリップ・ライムンドは今日一番驚きの活躍を見せた。
これまでワールドカップにまだ6回しか参戦していないライムンドは(自己ベストは2022年1月ティティゼー=ノイシュタット戦での19位)、「とても満足している。正直なところ、公式練習の前にはこんなにうまくいくと思っていなかった。ジャンプが終わった後はびっくりした。これからスタート番号をもらいに行かなきゃだけど、何をしなくてはなのかまだ全然分からないから見てみないと」と、今日の結果を喜んだ。
ヘッドコーチのアンドレアス・ヴィドホルツル率いるオーストリアチームからは、5〜7位にミヒャエル・ハイボック、ダニエル・チョフェーニック、マヌエル・フェットナーが並び、強い団体成績を収めた。フィリップ・アッシェンヴァルトも10位でトップテン入りを果たした。
日本チームからは中村直幹が11位、小林陵侑が17位、小林潤志郎が19位、二階堂蓮が27位、佐藤慧一が43位、佐藤幸椰が44位に入り、本戦進出を決めた。
人工芝で初めてのW杯
ヴィスワのアダム・マリシュ・ジャンプ台(ヒルサイズ134m)は、通常であれば夏の練習や試合で使われるようにプラスチックマットが敷かれている。
今大会はスキージャンプ史上初めての「雪のない」ワールドカップ開催となる。助走路は冬季仕様で氷を張ったアイストラックだが、着地は緑の人工芝の上となる。
今季最初の男子個人戦は、11月5日(土)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。