国際スキー連盟(FIS)は、2021/21シーズンに予定されていたロシアでのイベントを全て中止とすることを決定した。
専門家との相談の末、国際スキー連盟(FIS)は、全ての関係者の安全とワールドカップの尊厳を保つため、2021/22シーズン終了までに予定されているロシアでのワールドカップイベントを全て中止、または別の開催地に変更することを決めた。
その対象となるイベントは以下の通りとなる。
FIS スキークロス・ワールドカップ: 2月25〜27日、Sunny Valley (RUS)
FIS エアリアルズ・ワールドカップ:2月26・27日、Jaroslawl (RUS)
FIS スキージャンプ女子ワールドカップ:3月18〜20日、Nischni Tagil (RUS)
FIS スキージャンプ女子ワールドカップ:3月25〜27日、Chaikovsky (RUS)
FIS クロスカントリースキー・ワールドカップ:3月18〜20日 Tjumen (RUS)
今週末に予定されていたワールドカップ2大会(スキークロスとエアリアル)については、参加者はすでに開催地に入っている。
彼らが迅速に帰国できるように、関係者との緊密な協力がとられている。
代替戦の会場と日程が決まり次第、追ってFISから発表されることになっている。
スキージャンプ女子にとっては、シーズンファイナルとして開催予定だった「ブルーバードツアー」のニジニ・タギル大会とチャイコフスキー大会が中止となる。
代替戦が行われるかどうかは、まだ決定していない。
スキージャンプ男子では、今季のワールドカップカレンダーには、もうロシアでのイベントは無い。しかし3月26・27日に予定されていたコンチネンタルカップ・チャイコフスキー大会は中止となる。
女子ワールドカップ・カレンダー
男子ワールドカップ・カレンダー
男子コンチネンタルカップ・カレンダー