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今週末(2月15〜17日)のワールドカップ女子の試合はドイツ・オーバーストドルフで開催され、ノルウェー・リレハンメルと日本・札幌大会に続き今シーズン3度目のラージヒル戦となる。初日の2月15日(金)に一番の成績を収めたのはノルウェーのマーレン・ルンビュだった。
2月15日(金)、ワールドカップ男子ヴィリンゲン大会(独)で団体戦が行われ、ピオトル・ジーラ、ヤクブ・ヴォルニ、ダヴィド・クバツキー、カミル・シュトッホの4人で臨んだポーランドチームが合計979.4ポイントで優勝した。2位はドイツ(カール・ガイガー、リヒャルト・フライターク、マルクス・アイゼンビッヒラー、シュテファン・ライエ、計900.2ポイント)、3位はスロベニア(アンツェ・セメニツ、ペーター・プレウツ、イェルネイ・ダムヤン、ティミ・ザイツ、計874.0ポイント)だった。
2試合が予定されている今週末のスキージャンプ男子コンチネンタルカップ(COC)ドイツ・ヴィリンゲン大会で、2月15日(金)に第1戦が行われ、オーストリアのクレメンス・アイグナーが、地元ドイツのフェリックス・ホフマンとピウス・パシュケのワンツーフィニッシュを阻み優勝した。
先週末のフィンランド・ラハティ大会で、来週始まるノルディックスキー世界選手権ゼーフェルト大会(オーストリア)で誰が優勝候補と言って良いのかがはっきりしてきた。フィンランド南部での試合は難しい風が吹いていたが、好調の選手は難しい条件に当たっても、だいたい上位に入ってきていた。
コンチネンタルカップ(COC)男子アイアンマウンテン大会(アメリカ)の最後を締めくくる第3戦が2月10日(日)に予定より時間を少し繰り上げて行われ、ノルウェーのマリウス・リンドヴィクがCOC通算7勝目を祝った。
スキージャンプワールドカップ男子ラハティ大会(フィンランド)の個人戦が2月10日(日)の夕方に行われ、カミル・シュトッホが優勝した。ポーランドのスーパースター、シュトッホは、2位の小林陵侑に17.2点もの差をつけて圧勝し、絶好調であることを強調した。3位はノルウェーのロバート・ヨハンソンだった。
高梨沙羅が今シーズン初優勝を飾った。2月10日(日)、かなり難しい試合となったワールドカップ女子リュブノ大会(スロベニア)の個人第2戦で、高梨沙羅がノルウェーのマーレン・ルンビュを2位に、ドイツのユリアーネ・サイファートを3位に抑え勝利をつかんだ。
ノルウェーの若手、トーマス=アーセン・マルケングにとって、アメリカのアイアンマウンテンは相性の良い土地のようだ。ついこの間ノルディックスキージュニア世界選手権で王者となったばかりのマルケングは、2月9日の午前中に行われたコンチネンタルカップ(COC)アイアンマウンテン第1戦では3位につき初表彰台入りを果たし、その数時間後に行われた第2戦では、COC初優勝を遂げた。
コンチネンタルカップ(COC)男子アイアンマウンテン大会(アメリカ)では、2月8日(金)に予定されていた公式トレーニングと試合が強風のため開催できない厳しいスタートとなったが、9日(土)にはやっとジャンプが可能となった。
オーストリアのスキージャンパー達が頂点に返り咲いた。2月9日(土)の夕方に行われたワールドカップ男子ラハティ大会(フィンランド)団体戦で、ヘッドコーチのアンディ・フェルダーが率いるオーストリアチーム(フィリップ・アッシェンヴァルト、グレゴア・シュリレンツァウアー、ミヒャエル・ハイボック、シュテファン・クラフト)が合計953.6ポイントで優勝した。2位はドイツチーム(カール・ガイガー、リヒャルト・フライターク、アンドレアス・ヴェリンガー、シュテファン・ライエ)、3位は日本チーム(佐藤幸椰、伊東大貴、小林潤志郎、小林陵侑)だった。
2月9日(土)、ワールドカップ女子リュブノ大会(スロベニア)で団体戦が行われ、本命と見られていたドイツチームが優勝した。ドイツはカリーナ・フォクト、アンナ・ループレヒト、ユリアーネ・サイファート、カタリーナ・アルトハウスのチーム編成で合計1,001.3ポイントを獲得して快勝を決めた。2位はスロベニア(イェルネア・ブレツル、スペラ・ロゲリ、ニカ・クリツナー、ウルサ・ボガタイ)、3位はオーストリア(ジャックリーン・ザイフリーツベルガー、リサ・エダー、キャラ・ホルツル、エヴァ・ピンケルニッヒ)だった。
小林陵侑は引き続き自己最高記録のシーズンを邁進中だ。今冬、既にワールドカップ10勝を挙げている日本の小林陵侑は、2月8日(金)の晩に行なわれたワールドカップ男子ラハティ大会(フィンランド)個人戦の予選でも1位になった。ヒルサイズ130mのラハティ・ジャンプ台で、小林は127mのジャンプを収め、健闘のハルヴォア=エグナー・グラネルド(ノルウェー)を2位に、オーストリアのシュテファン・クラフトを3位に抑えた。