01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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2月9日(土)、ワールドカップ女子リュブノ大会(スロベニア)で団体戦が行われ、本命と見られていたドイツチームが優勝した。ドイツはカリーナ・フォクト、アンナ・ループレヒト、ユリアーネ・サイファート、カタリーナ・アルトハウスのチーム編成で合計1,001.3ポイントを獲得して快勝を決めた。2位はスロベニア(イェルネア・ブレツル、スペラ・ロゲリ、ニカ・クリツナー、ウルサ・ボガタイ)、3位はオーストリア(ジャックリーン・ザイフリーツベルガー、リサ・エダー、キャラ・ホルツル、エヴァ・ピンケルニッヒ)だった。
リュブノ団体戦は、2週間後にオーストリア・ゼーフェルトで予定されている世界選手権に急遽取り入られることになったジャンプ女子団体戦のゲネプロと見られる試合だった。
最近の個人戦でドイツ女子は全体的にかなりの好成績を収めており、今シーズン初の団体戦だった日本・蔵王団体戦でも優勝している。今日は25点もの差をつけて優勝を決めた。「今日この会場の盛り上がりは素晴らしかった。今シーズン2度目の団体戦も優勝できて、みんなで感激している。今はチームとしてゼーフェルトでの世界選手権を楽しみにしているし、もちろんそこでも表彰台入りを果たせたら嬉しい」とカタリーナ・アルトハウスは試合後のインタビューで話した。
スロベニアは、ニカ・クリツナーとウルサ・ボガタイの健闘で、驚きの2位入賞となった。スペラ・ロゲリも強いジャンプを収めた。これでスロベニアチームも、ノルディックスキー世界選手権ゼーフェルト大会の枠内で行われる団体戦でも上位争いに入ってくると見て良いだろう。ニカ・クリツナーは、「今日の2位入賞は、私達にとっては優勝にも値するぐらいのもの。自国のお客さんを前にこの結果を出せて喜びも倍増。全員が良いジャンプを飛べた。今日の成績からも、ゼーフェルトの団体戦でもメダル獲得のチャンスが現実的であることが分かる」と説明した。
ダニエラ・イラシュコ=シュトルツが肺炎で欠場を余儀なくされたものの、オーストリアチームは強さを示した。キャラ・ホルツルとジャックリーン・ザイフリーツベルガーが好成績で、チームを表彰台へと導いた。「もちろん、今日ダニエラ(イラシュコ)がいてくれたらと思ったけれど、リサ(エダー)が素晴らしい頑張りを見せた。今日はみんな良いジャンプを収めた。私達からここリュブノの主催者のみなさんに感謝の気持ちを伝えたい。大会は完璧に準備されていて、ジャンプ台も素晴らしいし、全てが揃っている。みんなで来週末のオーバーストドルフ大会を楽しみにしているし、もちろんゼーフェルトの世界選手権も楽しみ」とエヴァ・ピンケルニッヒは話した。
優勝候補の中に入っていた日本チームとノルウェーチームにとっては、今日の試合は思うような展開にならなかった。
日本はオーストリアにわずか2.6点差で表彰台を逃して4位に終わった。
ノルウェーは、2本目でインゲビヨルク=サグリエン・ブラーテンが転倒したために、健闘のロシアチームに続く6位にまで順位を落とした。
国際スキー連盟(FIS)ワールドカップ女子リュブノ大会最後となる3試合目は、再び個人戦で、2月10日(日)14:00(日本時間22:00)から始まる予定だ。
ジャンプ女子は来週末にドイツ・オーバーストドルフで個人戦が2試合行われ、その後に世界選手権ゼーフェルト大会が控えている。
今回の世界選手権では、ジャンプ女子が初めて3種目に参戦することになる:
2月26日(火)女子団体戦
2月27日(水)女子個人戦
3月2日(土)男女混合団体戦
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。