01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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2月15日(金)、ワールドカップ男子ヴィリンゲン大会(独)で団体戦が行われ、ピオトル・ジーラ、ヤクブ・ヴォルニ、ダヴィド・クバツキー、カミル・シュトッホの4人で臨んだポーランドチームが合計979.4ポイントで優勝した。2位はドイツ(カール・ガイガー、リヒャルト・フライターク、マルクス・アイゼンビッヒラー、シュテファン・ライエ、計900.2ポイント)、3位はスロベニア(アンツェ・セメニツ、ペーター・プレウツ、イェルネイ・ダムヤン、ティミ・ザイツ、計874.0ポイント)だった。
先週末(2月9日)のフィンランド・ラハティ団体戦では4位だったポーランドチームだったが、ヴィリンゲンでは本来の実力を見せつけた。ヘッドコーチのシュテファン・ホルンガッハーが率いるポーランドチームは、最終的に2位のドイツに79点もの差をつけた。
カミル・シュトッホは、「今日のポーランドチームはすごかった。全員がとても良いジャンプを見せることができた。最終ジャンパーとして上で待っていた時に、僕はもうそんなに飛ばなくても勝てるということが分かっていた。ヴィリンゲンは素晴らしい。ここの盛り上がりは毎回すごい」と、見るからに満足そうな様子で語った。
今日の勝利で、来週始まるノルディックスキー世界選手権ゼーフェルト大会(オーストリア)でのポーランド勢のメダルへの期待が更に高まった。
ドイツも2位入賞となり、満足のいく結果となった。
シュテファン・ライエは、「今日の試合はものすごくはやく終わってしまった。盛り上がり方もいいし、とにかくここでジャンプできるのが楽しい。さあ、これからはヴィリンゲン5で頑張らなくては」と話した。
今日、ペーター・プレウツ達は、スロベニアチームがいつ上位に上がってきてもおかしくないことを証明した。
ペーター・プレウツは、「僕達が最後に表彰台に上がったのは昨シーズン終幕のプラニツァだった。今、チームとして初めてヴィリンゲンでまた表彰台に上がることができた。僕らはみんな好調だし、今週末の試合でも表彰台を狙っていきたい」と試合後のインタビューに答えた。
トップ選手のタンデとスティヤネンが欠場したノルウェーチームは、僅差で表彰台入りを逃した。ハルヴォア=エグナー・グラネルドとジュニア世界選手権王者のトーマス=アーセン・マルケングを迎えて復調の道をたどってはいるが、今日はヨハン=アンドレ・フォアファングの失敗ジャンプで、今シーズン初の表彰台入りには至らなかった。
日本チーム(佐藤幸椰、伊東大貴、小林潤志郎、小林陵侑)は5位だった。
先週のラハティ団体戦で優勝したオーストリアにとっては、今日は失意の結果となった。シュテファン・クラフト、ミヒャエル・ハイボックを擁するオーストリアチームは6位に終わった。それでも3位との差はたった5.3点だけだった。
スイスが7位、チェコが8位だった。
今日の団体戦は、12月に悪天候のため開催できなかったティティゼー・ノイシュタット(独)大会の振替試合だった。
今週末のヴィリンゲン大会では、2月16日(土)と17日(日)に個人戦が1試合ずつ予定されている。
アイゼンビッヒラーが予選1位、小林陵侑5位
団体戦の後、短い休憩を挟んで個人戦の予選が行われた。
ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーが、146mのジャンプで164.1ポイントを獲得して1位になった。
この予選で最長ジャンプを収めたのは、団体戦と同じくポーランドのピオトル・ジーラだった。ジーラはもう少し良い条件下で147mまで伸ばし160.7ポイントで2位につけた。オーストリアのシュテファン・クラフトは145mのジャンプでジーラにわずか0.1点差で3位につけた。スロベニアの若手、ティミ・ザイツが144.5mで、その更に0.3点差で4位になった。
ドイツのカール・ガイガーとノルウェーのロバート・ヨハンソンも141mの好ジャンプを収め140mラインを越え、W杯総合首位の小林陵侑に続く6位と7位だった。小林陵侑は短い助走で139mを飛んで5位になった。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。