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W杯ヴィリンゲン大会(ドイツ)で、カミル・シュトッホ(ポーランド)が2戦目も優勝を果たし、オリンピックを1週間後に控え、好調なフォームを見せつけた。シュトッホは147.0mと145.0mで271.4ポイントを獲得し、2位のセヴェリン・フロインド(独)と3位のペーター・プレフツ(スロベニア)に明らかな差をつけ、W杯総合ランキングでも1位に返り咲いた。
オリンピックのリハーサル戦となったヒンツェンバッハ大会(オーストリア)第2試合で、日本の高梨沙羅が今季13試合中10回目の優勝を果たした。高梨は88.5mと92.5mで245.2ポイントを出し、最終的に前日同様、地元オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(2回とも89mで238.4ポイント)を2位に追いやった。その3.6ポイント差でフィンランドのユリア・キッカネン(86.5mと88.5m)が3位に着き、初のW杯表彰台を達成した。
ヴィリンゲン大会(独)1戦目で、世界チャンピオンのカミル・シュトッホ(ポーランド)が優勝した。シュトッホは139.5mと145.5mで263.2ポイントを獲得し、今シーズン3度目の優勝を果たした。わずか1ポイント差で2位になったセヴェリン・フロインド(独)は、ミューレンコップフ・ジャンプ台に集まった1万5千人の観客を沸かせた。フロインドは139.0mと147.5mのジャンプを記録した。
W杯女子ヒンツェンバッハ大会(オーストリア)の第1戦で、高梨沙羅が87.0mと90.0mのジャンプで優勝を飾った。高梨は231.7ポイントで、地元オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツをホームゲームで2位に追いやった。先週末のプラニツァ大会を制覇したイラシュコ=シュトルツは82.0mと 90.5mで、4.8ポイントの差で優勝に届かなかった。
ドイツ、ヴィリンゲンで金曜(1/31)夜に行われた予選で、アンドレス・ヴァンク(独)が1位になった。136m(124.5ポイント)のジャンプでヴァンクは予選優勝を決め、1,000ユーロの賞金を勝ち取った。
ワールドカップ女子・ヒンツェンバッハ大会(オーストリア)で、金曜(1/31)に公式トレーニングが行われた。参加選手が47人のみのため、予選の必要はなくなった。
ジュニア世界選手権のジャンプ女子団体戦で日本チームが世界チャンピオンとなった。気温マイナス3度、良好な天候条件の中、昨日の女子個人戦でジュニア世界チャンピオンとなった高梨沙羅を含む日本チームが、初めから他を寄せ付けず首位を守った。イタリアのヴァルディフィエンメで開催されている2014年ジュニア世界選手権で、高梨は2冠を達成したことになる。高梨にとっては、これでジュニア世界選手権の4タイトル目となった。
高梨沙羅が3連覇! 今季のW杯女子スキージャンプで、ほとんど全ての試合で優勢な高梨だから、本当はまだまだ若くて、FISジュニア世界選手権に参加できる17歳であることは忘れられがちだ。 イタリアのヴァルディフィエンメで行われているFISジュニア世界選手権で、高梨は3連覇という記録を達成した。高梨は既に、2012年のエルズルム大会(トルコ)と2013年のリベレツ大会(チェコ)でも優勝している。
ワールドカップ女子プラニッツァ大会(スロベニア)で前日に続き2勝目を遂げたダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)は、接戦が予想されるソチ・オリンピックのメダル候補に乗り込んできた。土曜(1/25)の試合同様、高梨沙羅とカリーナ・フォクト(独)は2位と3位に甘んじなくてはだった。