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10勝目の高梨!

作成: 02.02.2014 18:46 / cy

オリンピックのリハーサル戦となったヒンツェンバッハ大会(オーストリア)第2試合で、日本の高梨沙羅が今季13試合中10回目の優勝を果たした。高梨は88.5mと92.5mで245.2ポイントを出し、最終的に前日同様、地元オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(2回とも89mで238.4ポイント)を2位に追いやった。その3.6ポイント差でフィンランドのユリア・キッカネン(86.5mと88.5m)が3位に着き、初のW杯表彰台を達成した。

高梨は、オリンピック後最初のワールドカップ戦となるラスノフ大会(ルーマニア)でも同様の結果が出せれば、総合優勝も確実になるだろう。

 

試合後のコメント

 

今日も好調のスロベニア・チーム
マヤ・ヴティッチ(スロベニア)は、92mと86mのジャンプで4位になり、2.8ポイント差で表彰台を逃した。スロベニア・チームは、今回も素晴らしいチーム成績で、ヴティッチの他にもエヴァ・ロガー(217.9ポイント)が7位、スペラ・ロゲリ(213.8ポイント)が10位、ウルサ・ボガタイが11位、カティア・ポズンが15位に着き、トップ10に5人のスロベニア選手が入った。

W杯女子総合2位に着いているカリーナ・フォクト(独)も、2回目のオーストリア大会で表彰台を逃した。土曜(2/1)の試合では4位だったフォクトは、今回は88.5mと85.0mで229.8ポイントを獲得し5位に着いた。その5.5ポイント差で伊藤有希が6位、 イリーナ・アワクモワ(ロシア)は217.4ポイントで8位だった。

 

W杯自己ベスト成績を出したヘーフェレ
今季のハイライトを目前にして、アンナ・ヘーフェレ(独)は215.1ポイントで9位に着き、自己最高成績を収めた。同じくドイツ・チームのカタリナ・アルトハウスとラモーナ・シュトラウプは12位と15位に入った。イタリア・チームで最高成績を出したのは、13位のエレナ・ルンガルディアで、今季の自己ベストとなった。土曜に13位だったキヤラ・ホルツル(オーストリア)は、今回は16位とまずまずの結果で、チェコのミヒャエラ・ドレシャロヴァは19位だった。

 

ブラシコヴァが初のW杯ポイント獲得
同じくチェコのバルボラ・ブラシコヴァは24位で初めてのW杯ポイント計上を喜んだ。28位だったサブリナ・ヴィンドミュラー(スイス)と、ルーマニアの若手ダナ=ヴァシリカ・ハラランビーも30位でW杯ポイントを取った。

 

今回初めてオリンピック正式種目となる女子スキージャンプの決戦は、2月11日にソチで行われる。

W杯女子の大会は、3月1日、2日に開催されるラスノフ大会(ルーマニア)へと続く。

 

W杯女子ヒンツェンバッハ大会2/2:結果(PDF)

 

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