01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
全リザルト » |
ジャンプのサマーシーズンが開幕した。先週末、6月29−30日にオーストリアのジャンプの聖地シュタムスでコンチネンタル杯が開催され、初日はポーランドのクリストフ・ビーグン、2日目の日曜日には元W杯総合優勝者でジャンプ週間優勝経験もあるヤコブ・ヤンダ(チェコ)が優勝した。
この35歳のベテランチェコ選手は土曜日の大会でも強さをみせ、ファーストラウンド終了後リードしていたが、初日はそのポジションをファイナルラウンドで防衛することは叶わなかった。しかし日曜日にもファーストラウンドで109.5mと力強いジャンプを見せ、4位につけた。ファイナルラウンドでは115mを飛び、2010年7月以来、コンチネンタル杯通算8勝目をあげた。
「昨冬はとても調子が悪く、体調不良にも悩まされた。今年はいいパフォーマンスをしてジャンプにさよならをしたい。35歳ならすでに引退する年でもあるし、身体もそう言っている。今はとにかく最後のチャレンジに100%集中したい。先のことはまだあまり考えていないが、昨シーズンでリタイアするにはあまりにもつらかった。前向きな状態で舞台を去りたいと思った。」とヤンダは優勝後に話した。
2本とも非常に安定したジャンプを見せたスロベニアのロック・ユスティンは112mと111.5mを飛び、254.8ポイントで2位入賞。「自分は20歳でスロベニアのBチームに入っている。このスポーツでのキャリアはまだ先が長いと思っている。フライングが好きで、自分のプラニッツァでの自己ベストは170m。まだまだ良くなることが出来ると思う。」と話した。
ファーストラウンド終了時点で5位(109.5m)につけていたポーランドのヤーン・ツィオブロはファイナルラウンドで113.5mを飛び250.9ポイントで、3位と表彰台を掴んだ。「自分にとってはヴィカスンドのコンチネンタル杯で2位になって以来の成功だが、私たちのモットーは成績やキャリアではなく、ジャンプを良くすること。ポーランドのジャンプのレベルは上がっている。いい選手のいる強いチームでコーチたちの完璧なサポートを受けている。今後、ますますポーランドのジャンプ選手の名を耳にして欲しいと思う。」と話した。
日本チームはというと、同じ週末に全日本チームの合同合宿が札幌で行われいて、このコンチネンタル杯には参戦しなかった。次に日本チームが国際的な大会に参加するのはドイツのヒンターツァーテンでのグランプリ大会開幕戦からになる予定。