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スキーフライング世界選手権

作成: 22.01.2024 15:42 / hn

今週は、世界のトップジャンパーにとって特別なハイライトが予定されている。
オーストリア、バート・ミッテルンドルフでのスキーフライング世界選手権だ。 
ここでは世界選手権の特徴、詳しい日程、そしてLIVEリザルトのリンクをまとめた。

スキーフライング世界選手権は2年ごとに開催される。今年はオーストリアの伝説的なクルムが会場となる。

ウィーンから車で西に約3時間の距離に位置するシュタイアマルク州バート・ミッテルンドルフとタウプリッツの中間に、ヒルサイズ235mの巨大なクルム・フライングヒルが建っている。


スキーフライング世界選手権で特別なのは、4回のジャンプで競うことで、1月26日(金)に2ラウンド、27日(土)に2ラウンドが開催される。

全4本のジャンプの合計で最高点をマークした選手が、世界選手権王者と名乗ることができる。

前回2022年のヴィケルスン大会(ノルウェー)では、ノルウェーのマリウス・リンヴィクが、前々回2020年のプラニツァ大会(スロベニア)ではドイツのカール・ガイガーがスキーフライング世界選手権で金メダルに輝いた。

Skiflugschanze am Kulm (Foto aus dem Buch: 30 Skisprungschanzen der Welt)

 

28日(日)には各国から4人が参戦する団体戦が予定されている。

 

スキージャンプとスキーフライングの違い

スキーフライングは限られたジャンプ台でしかできない。現時点でフライングヒルは、オーバーストドルフ、プラニツァ、ヴィケルスン、そしてクルムの4ヶ所にしかない。

フライングヒルは通常のジャンプ台より大きく、スピードも速く(目安としては普通のジャンプ台で時速95kmのところ、フライングヒルは時速105kmにもなる)、飛距離もずっと長くなる。
ラージヒルでは飛距離は150m程だが、ヴィケルスン・フライングヒルでの最高記録は253.5mとなっている。クルム・フライングヒルの最高記録は現在のところ244m(ペーター・プレウツ)だ。 




スキーフライング世界選手権

バート・ミッテルンドルフ(クルム)大会 日程

2024年1月25日(木)

11:30(日本時間19:30)公式練習(2ラウンド)14:00(日本時間22:00)予選 強風のため予定変更
LIVE リザルト スキーフライング 公式練習+予選17:00(日本時間 翌1:00)開会式                                             2024年1月26日(金)

  9:00(日本時間17:00)公式練習(2ラウンド)14:00(日本時間22:00)個人戦 - 第1ラウンド(47選手)・第2ラウンド
LIVE リザルト スキーフライング 公式練習+個人戦 1回目・2回目

2024年1月27日(土)

13:00(日本時間21:00)トライアルラウンド14:00(日本時間22:00)個人戦 - 第3・第4ラウンド 
LIVE リザルト スキーフライング 3回目・4回目17:00(日本時間 翌1:00)メダル授与式 2024年1月28日(日)

13:00(日本時間21:00)トライアルラウンド14:00(日本時間22:00)団体戦 - 1回目・2回目
LIVE リザルト スキーフライング 団体戦16:15(日本時間 翌0:15)メダル授与式

Skiflugschanze in Harrachov (rechts). (Foto aus dem Buch: 30 Skisprungschanzen der Welt)

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は-8時間です。

Amtierender Skiflug-Weltmeister: Marius Lindvik aus Norwegen

 

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