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ノルウェーツアー「RAW AIR」の個人戦第2戦として3月14日(火)に予定されていたワールドカップ・リレハンメル戦は強風のため中止となったが、17日(金)にヴィケルスンのフライングヒルで代替戦が行なわれることになった。
昨晩(3月14日)のリレハンメル個人戦が強風のためキャンセルとなった後、「RAW AIR」一行は早くも15日(水)の朝6時半にはトロンハイムへと移動した。
ノルウェーツアー「RAW AIR」の個人戦第2試合目となるワールドカップ・リレハンメル戦(ノルウェー)は、3月14日(火)の晩に開催されるはずだったが、強風のため中止となった。
ノルウェーツアー「RAW AIR」最初のジャンプ5本がオスロのホルメンコーレン・ジャンプ競技場で行なわれた後、RAW AIR4日目となった3月13日(月)、リレハンメルに会場を移して予選が開催された。よりによって難しい天候条件となったこの予選で、特にドイツ人選手が強さを見せた。マルクス・アイゼンビッヒラー、リヒャルト・フライターク、アンドレアス・ヴェリンガーが素晴らしいジャンプを決めた。RAW AIR総合首位のシュテファン・クラフト(オーストリア)も上位に食い下がった。
スキージャンパー達に休みはない。オスロ戦から一夜明けて、すぐ3月13日(月)にはリレハンメルに移動して、午後から公式練習と予選が開催される。
ワールドカップ男子オスロ大会(ノルウェー)の個人戦が3月12日(日)、ホルメンコーレン・ジャンプ競技場で開催され、シュテファン・クラフト(オーストリア)が優勝した。クラフトはファイナルラウンドで132mの鮮やかなジャンプを見せて勝利を決め、ワールドカップ(W杯)総合首位の黄色いゼッケンを引き継ぎ、更に「RAW AIR(ローエア)」総合首位として2位との差を広げた。クラフトはこれで、W杯通算9勝目を挙げたことになり、今季5勝目となった。クラフトは、「僕の今日の2回目のジャンプは、これまでで自己最高のジャンプだったと思う」と試合の後に感激もあらわに話した。
FIS(国際スキー連盟)ジャンプ女子ワールドカップで、今シーズンの最終戦が3月12日(日)、ノルウェー・オスロのラージヒルで開催され、日本の伊藤有希が優勝した。伊藤は1回目で、今日の最長である130mまで飛距離を伸ばした。2回目では124.5mのジャンプを見せ、最終的にチームメイトの高梨沙羅を2位に抑えた。
ワールドカップ男子オスロ大会(ノルウェー)で、3月11日(土)、ホルメンコーレン・ジャンプ競技場にて白熱の団体戦が行なわれ、オーストリアがミヒャエル・ハイボック、マヌエル・フェットナー、マルクス・シフナー、シュテファン・クラフトの4人で臨み、優勝した。オーストリアは全8本のジャンプの後、合計999.7ポイントとなり、僅差でドイツ(987.2ポイント)を抑えた。ドイツはまたもギリギリでポーランド(986.7ポイント)を上回り、2位の座についた。開催国のノルウェーはポーランドに3.6点足らず4位となった。
今シーズン、ワールドカップ女子の最終戦となるオスロ戦(ノルウェー)を3月12日に控え、11日(土)に公式練習が行なわれ、日本の伊藤有希が一番安定した強さを見せた。
ワールドカップ男子オスロ大会(ノルウェー)で3月12日(日)に予定されている個人戦の予選が、10日(金)にホルメンコーレンジャンプ台で行なわれ、アンドレアス・ヴェリンガー(独)が1位になった。それと同時に、ヴェリンガーは記念すべき第1回「Raw Air」トーナメントの最初のリーダーとなった。ヴェリンガーは132.5m(140.5ポイント)で、2位のペーター・プレウツ(スロベニア、130.5m/135.9ポイント)に差をつけた。3位は同じくドイツのリヒャルト・フライターク(128m/131.8ポイント)だった。
第1回「Raw Air(ローエア)」トーナメントが、3月10日(金)にノルウェー、オスロで行なわれる予選で幕開けとなる。
フィンランドのラハティで開催されているノルディックスキー世界選手権で、スキージャンプ最後の種目となる男子ラージヒル団体戦が3月4日(土)に行なわれ、ポーランドがこの種目で1982以来史上初の金メダルを獲得した。ラージヒル個人戦で銅メダルを獲ったピオトル・ジーラ(130.5m/123m)、ダヴィド・クバツキー(129m/119.5m)、マチェイ・コット(130.5m/121.5m)、そしてワールドカップ総合首位のカミル・シュトッホ(130.5m/124.5m)の4人で臨んだポーランドチームは合計1,104.2ポイントをマークした。
FIS(国際スキー連盟)ノルディックスキー世界選手権ラハティ大会(フィンランド)を締めくくる、ラージヒル団体戦を3月4日(土)の晩に控え、3日(金)に行なわれた公式練習を休養日に当てるジャンパーも多かった中、何人かはトレーニングができる最後のチャンスを生かした。