01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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ワールドカップ男子オスロ大会(ノルウェー)で3月12日(日)に予定されている個人戦の予選が、10日(金)にホルメンコーレンジャンプ台で行なわれ、アンドレアス・ヴェリンガー(独)が1位になった。それと同時に、ヴェリンガーは記念すべき第1回「Raw Air」トーナメントの最初のリーダーとなった。
ヴェリンガーは132.5m(140.5ポイント)で、2位のペーター・プレウツ(スロベニア、130.5m/135.9ポイント)に差をつけた。3位は同じくドイツのリヒャルト・フライターク(128m/131.8ポイント)だった。
Raw Air最初の予選で1位となったヴェリンガーは喜んで、「公式練習の時はまだあまり思うようにいかなかったけれど、いくつか細かい点を変えてやってみたら、予選では上手くいった。僕にとって素晴らしい開幕となった。明日の団体戦では自分のベストを尽くせるようにしたい。チームの皆で表彰台を狙っていけるようにしたいし、もちろんRaw Airの総合成績にも関わってくるから」と、話した。
ドイツチームからは、マルクス・アイゼンビッヒラーも4位に入り、ダントツのチーム成績を収めた。アイゼンビッヒラーは128m(130ポイント)だった。
5位には先日の世界選手権で金メダル2冠を飾ったオーストリアのシュテファン・クラフト(126.5m/129.8ポイント)が入った。
アイゼンビッヒラーは予選の後に、「ここ、オスロのジャンプ台が好き。このジャンプ台はいつも僕の性に合っていた。いつもだったらホルメンコーレンは常に風が吹いているのだけれど、今日は素晴らしかった。ほとんど風も吹いていなくて、理想的な開幕となった。最終戦が行なわれるヴィケルスンまでは、まだ長い道のりだけど、このツアー中、自分が一歩ずつでも良くなっていけるようにしたい」と語った。
世界選手権ラハティ大会の団体戦で優勝したポーランドチームは、またもかなりの強さを見せ、6位にマチェイ・コット、7位にダヴィド・クバツキー、8位にピオトル・ジーラ、11位にカミル・シュトッホが入り、団体戦で金メダルを獲った4人全員が上位11位までにおさまった。
「Raw Air」の開催国であるノルウェーにとっても上々の開幕となった。ノルウェー勢トップは10位のアンダース・スティエルネン、ヨハン=アンドレ・フォアファングは12位だった。
合計8人の選手は、スーツが規定外と判断され失格となった。その中にはノルウェーのアンダース・ファンネメルや、スロベニアのアンツェ・ラニセクなどがいた。
Raw Airで行なわれる全16回の競技ジャンプのうち、オスロでは11日(土)に行なわれる団体戦と、12日(日)の個人戦で4回のジャンプが競われる予定だ。
オスロの次は、リレハンメル(予選と個人戦)、トロンハイム(予選と個人戦)、そして最後はヴィケルスンでのスキーフライング(予選、団体戦、個人戦)の順で進められていく。
全16回のジャンプの成績を総合して、第1回「Raw Air」の総合優勝が決まることになる。
※注)開催日程は現地時間です。