
01 | Prevc, D. | ![]() |
301.8 | |
02 | Hoerl, J. | ![]() |
286.6 | |
03 | Kobayashi, R. | ![]() |
284.7 | |
04 | Lanisek, A. | ![]() |
276.4 | |
05 | Raimund, P. | ![]() |
274.1 | |
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2試合が予定されているワールドカップ男子エンゲルベルク大会(スイス)で12月21日(土)に最初の試合が行われ、オーストリアのヤン・ホアルが優勝した。
接戦の末26歳のホアルが、チームメイトのダニエル・チョフェーニックを2位に、開催国スイスのグレゴア・デシュヴァンデンを3位に抑えて勝利を決めた。
現在ワールドカップ総合首位のピウス・パシュケ(ドイツ)は今日は10位に甘んじた。
それでもパシュケは引き続き総合首位につけている。
ヒルサイズ140mのエンゲルベルク・ラージヒルに集まった5000人の観客は、ハイレベルな試合を目の当たりにした。
接戦となったファイナルラウンドでホアルは、1本目では首位につけていたチームメイトダニエル・チョフェーニックにわずか6.5ポイントで逆転を果たした。
国際スキー連盟(FIS)アシスタント・レースディレクターのボレック・セドラクは、「見ている分には良く分からなかったかもしれないけど、今日は本当に難しいコンディションで、上位につけるには少しの運も必要だった」と試合後に説明した。
ホアルは、「ここ数年、エンゲルベルクでは何回か良い成績を収めてきた。今日は優勝できて信じられない。このジャンプ台がとても好き。今日は確かに必要な運にも恵まれたし、それを活かすことができた。チームとしてもとても順調。今日の結果につなげて、明日も良い成績を出せるようにしたい」と話した。
今日の勝利でホアルは、ワールドカップ(W杯)総合成績2位に浮上した。
上位3人に続き、4位・5位にはドイツのアンドレアス・ヴェリンガーとカール・ガイガーが並んだ。
スロベニアのアンツェ・ラニセクが6位、ノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングが7位となった。
今日一番驚きの活躍を見せたのはブルガリアのヴラデイミァ・ゾグラフスキだった。ゾグラフスキは自己2番目の好成績となった8位入賞を果たした。31歳のゾグラフスキのこれまでの最高成績は2018年のルカ大会での6位だった。
今日の日本勢トップは小林陵侑、二階堂蓮は19位に入った。中村直幹は36位、小林潤志郎は37位、佐藤慧一は50位だった。
W杯男子総合得点ではドイツのピウス・パシュケが702ポイントで首位、オーストリアのヤン・ホアル(551点)が2位に続いている。
パシュケは明日のエンゲルベルク第2戦ではもちろん、12月29日にドイツ、オーバーストドルフで開幕となる第73回スキージャンプ週間でもW杯総合リーダーとして参戦することになる。
W杯男子エンゲルベルク第2戦は12月22日(日)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
W杯男子総合成績 トップ10
順位 | 名前 | 国 | 合計 | |
01 | Paschke, Pius | ![]() |
702 | 0 |
02 | Hoerl, Jan | ![]() |
551 | 1 |
03 | Tschofenig, Daniel | ![]() |
536 | 1 |
04 | Deschwanden, Gregor | ![]() |
419 | 1 |
05 | Kraft, Stefan | ![]() |
407 | 1 |
06 | Wellinger, Andreas | ![]() |
366 | 0 |
07 | Sundal, Kristoffer Eriksen | ![]() |
319 | 0 |
08 | Ortner, Maximilian | ![]() |
246 | 0 |
09 | Geiger, Karl | ![]() |
226 | 2 |
10 | Lanisek, Anze | ![]() |
218 | 2 |
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。