2試合が予定されているワールドカップ男子エンゲルベルク大会(スイス)で12月21日(土)に最初の試合が行われ、オーストリアのヤン・ホアルが優勝した。
接戦の末26歳のホアルが、チームメイトのダニエル・チョフェーニックを2位に、開催国スイスのグレゴア・デシュヴァンデンを3位に抑えて勝利を決めた。
現在ワールドカップ総合首位のピウス・パシュケ(ドイツ)は今日は10位に甘んじた。
それでもパシュケは引き続き総合首位につけている。
ヒルサイズ140mのエンゲルベルク・ラージヒルに集まった5000人の観客は、ハイレベルな試合を目の当たりにした。
接戦となったファイナルラウンドでホアルは、1本目では首位につけていたチームメイトダニエル・チョフェーニックにわずか6.5ポイントで逆転を果たした。
国際スキー連盟(FIS)アシスタント・レースディレクターのボレック・セドラクは、「見ている分には良く分からなかったかもしれないけど、今日は本当に難しいコンディションで、上位につけるには少しの運も必要だった」と試合後に説明した。
ホアルは、「ここ数年、エンゲルベルクでは何回か良い成績を収めてきた。今日は優勝できて信じられない。このジャンプ台がとても好き。今日は確かに必要な運にも恵まれたし、それを活かすことができた。チームとしてもとても順調。今日の結果につなげて、明日も良い成績を出せるようにしたい」と話した。
今日の勝利でホアルは、ワールドカップ(W杯)総合成績2位に浮上した。
上位3人に続き、4位・5位にはドイツのアンドレアス・ヴェリンガーとカール・ガイガーが並んだ。
スロベニアのアンツェ・ラニセクが6位、ノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファングが7位となった。
今日一番驚きの活躍を見せたのはブルガリアのヴラデイミァ・ゾグラフスキだった。ゾグラフスキは自己2番目の好成績となった8位入賞を果たした。31歳のゾグラフスキのこれまでの最高成績は2018年のルカ大会での6位だった。
今日の日本勢トップは小林陵侑、二階堂蓮は19位に入った。中村直幹は36位、小林潤志郎は37位、佐藤慧一は50位だった。
W杯男子総合得点ではドイツのピウス・パシュケが702ポイントで首位、オーストリアのヤン・ホアル(551点)が2位に続いている。
パシュケは明日のエンゲルベルク第2戦ではもちろん、12月29日にドイツ、オーバーストドルフで開幕となる第73回スキージャンプ週間でもW杯総合リーダーとして参戦することになる。
W杯男子エンゲルベルク第2戦は12月22日(日)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定だ。
W杯男子総合成績 トップ10
| 順位 |
名前 |
国 |
合計 |
|
| 01 |
Paschke, Pius |
 |
702 |
0 |
| 02 |
Hoerl, Jan |
 |
551 |
1 |
| 03 |
Tschofenig, Daniel |
 |
536 |
1 |
| 04 |
Deschwanden, Gregor |
 |
419 |
1 |
| 05 |
Kraft, Stefan |
 |
407 |
1 |
| 06 |
Wellinger, Andreas |
 |
366 |
0 |
| 07 |
Sundal, Kristoffer Eriksen |
 |
319 |
0 |
| 08 |
Ortner, Maximilian |
 |
246 |
0 |
| 09 |
Geiger, Karl |
 |
226 |
2 |
| 10 |
Lanisek, Anze |
 |
218 |
2 |
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。