01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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FIS(国際スキー連盟)ジャンプ女子ワールドカップで、今シーズンの最終戦が3月12日(日)、ノルウェー・オスロのラージヒルで開催され、日本の伊藤有希が優勝した。伊藤は1回目で、今日の最長である130mまで飛距離を伸ばした。2回目では124.5mのジャンプを見せ、最終的にチームメイトの高梨沙羅を2位に抑えた。
最終戦と総合も3位のルンドビー
3位には開催国ノルウェーのマーレン・ルンドビーが入った。
高梨沙羅の総合優勝は既に平昌(ピョンチャン)大会の時点で確定していたが、伊藤は今日優勝したことによりワールドカップ(W杯)総合の2位入賞を決めた。総合3位はマーレン・ルンドビーとなった。
ホルメンコーレン・ジャンプ競技場で、高梨沙羅とマーレン・ルンドビーは2位を巡る激しい闘い繰り広げた。高梨は127mと126mのジャンプで251.0ポイントとなり、最終的にルンドビーに0.2点差で2位になった。ルンドビーは、129mと124.5mのジャンプを収めた。
トップ3の後は13ポイント以上の間があいた。ドイツのカタリーナ・アルトハウスが124.5mと121.5m、計237.0ポイントで4位となった。濃い霧の中、オーストリアのジャックリーン・ザイフリーツベルガーは5位(234.7ポイント)で今シーズンを締めくくった。スロベニアのエマ・クリネッチが6位(226.6ポイント)だった。
フォクト、練習時の強さを見せられず
世界選手権で金メダルを獲ったカリーナ・フォクト(独)は、公式練習での強さを今日の本戦では発揮しきれず、222.3ポイントで7位に終わった。8位にはオーストリアのキヤラ・ホルツルが入った。
世界選手権の男女混合団体戦で金メダルを獲ったスヴェニャ・ヴュルト(独)が9位、日本の勢籐優花が10位だった。
スロベニアのマヤ・ヴティッチは11位で、惜しくもトップ10入りを逃した。岩渕香里が12位、イタリアのエレナ・ルンガルディアが13位に続いた。フィンランドのユリア・キッカネンは、健闘の14位だった。スペラ・ロゲリ(スロベニア)が15位、レア・ルマーレは16位でフランス勢のトップだった。
アメリカ勢トップはイングルンド
アメリカのニタ・イングルンドとサラ・ヘンドリクソンは、それぞれ19位と21位に入った。
アナスタシア・バラニコヴァは20位でロシアチームのトップだった。
総合優勝の高梨、2位の伊藤
W杯女子個人総合では、高梨沙羅が1,455ポイントで、通算4度目の総合優勝を果たした。
伊藤有希が1,208ポイントで総合2位となった。3位に入ったマーレン・ルンドビーは、W杯総合で初めての表彰台入りを遂げた。
ドイツのカタリーナ・アルトハウスとカリーナ・フォクトが4位と5位に続いた。
今季のオーストリア勢トップはイラシュコ
総合ランキングでオーストリアのトップは、6位に入ったダニエラ・イラシュコ=シュトルツだった。イラシュコは怪我のためオスロでの最終戦には参戦できなかった。
エマ・クリネッチ(スロベニア)が7位、ジャックリーン・ザイフリーツベルガー(オーストリア)が8位、イリーナ・アヴァクモヴァ(露)が9位、そしてスヴェニャ・ヴュルト(独)が総合トップ10を締めくくった。
日本が国別総合優勝
ネイションズカップ(国別総合成績)では、日本が3,357ポイントで優勝した。2位がドイツ(2,685ポイント)、3位はスロベニアだった。
ここ最近の2シーズンでは国別総合優勝を果たしていたオーストリアだが、今回は4位(1,651ポイント)で表彰台入りを逃した。