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コンチネンタルカップ・ビショフスホーフェン大会(オーストリア)は、悪天候が予想されるため、急きょ予定が変更され、両試合が1月12日(土)に開催された。
1月12日(土)、ワールドカップ(W杯)女子札幌大会の第1戦が開催され、オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(35歳)がW杯通算14勝目となる今季初の優勝を飾った。札幌・大倉山ラージヒル(ヒルサイズ137m)で予定されている全2試合のうちの初戦で、イラシュコは127mと121.5mのジャンプを収めた。2位はドイツのユリアーネ・サイファート、3位はノルウェーのマーレン・ルンビュだった。
オペラではふくよかな歌手が歌い終わったら終了だが、スキージャンプの予選では、小林陵侑が飛び終わったら終了だ。22歳の小林陵侑は、1月11日(金)の夜に行なわれたワールドカップ男子プレダッツォ大会(イタリア、ヴァル・ディ・フィエンメ)の予選で、この数試合で見せている連勝の強さを見事につなげ1位になった。
国際スキー連盟(FIS)ワールドカップ女子札幌大会で、1月11日(金)に第1戦の予選が行なわれ、オリンピック金メダリストのマーレン・ルンビュ(ノルウェー)が1位になった。ルンビュは134mの夢のような飛翔を見せて、他を寄せ付けなかった。
伝説はもう消滅してしまった。スキージャンプ週間の全4試合で優勝する「グランドスラム」は、今でもスキージャンプとしてはもの凄く特別なことだが、昨季のカミル・シュトッホ(ポーランド)と今季の小林陵侑がその偉業を達成したため、伝説ではなくなった。
小林陵侑が歴史に名を刻んだ!第67回スキージャンプ週間の最終戦が1月6日(日)、オーストリア・ビショフスホーフェンで行なわれ、小林がジャンプ週間4連勝目となる勝利を挙げ、史上3人目のジャンプ週間完全制覇を達成した。これまでにジャンプ週間全4試合で優勝を収めたことがあるのは、スヴェン・ハンナヴァルト(独、2002年)とカミル・シュトッホ(ポーランド、2018年)の2人だけだった。
コンチネンタルカップ男子クリンゲンタール大会(ドイツ)で、1月5日(土)に予定されていた第1戦が悪天候のため中止を余儀なくされたため、6日(日)に2試合が開催された。
今季初頭では遅れていた冬が、中央ヨーロッパにやっと来たみたいだが、今日、1月5日(土)にオーストリア・ビショフスホーフェンで予定されていたスキージャンプにとっては冬過ぎる天気となった。
小林陵侑はオーストリア・インスブルックの王者となった。第67回スキージャンプ週間の第3戦でも日本の小林陵侑が優勝した。インスブルックのベルクイーゼル・ジャンプ台で、22歳の小林は、またしても他を寄せ付けず圧勝を決めた。2位はオーストリアのシュテファン・クラフト、3位はノルウェーのアンドレアス・スティヤネンだった。
小林陵侑はどんどん良くなっている。1月3日(木)オーストリア・インスブルックで行われたベルクイーゼルでのスキージャンプ週間第3戦の予選で、優勝を有力視されている22歳の小林が126.5mのジャンプで126.2ポイントを獲得して1位になった。これまでの2回の予選では小林は2位だった。現在ジャンプ週間総合2位のマルクス・アイゼンビッヒラー(独)は、今日の予選ではうまくいかず、116mにとどまり32位だった。