01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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小林陵侑はどんどん良くなっている。1月3日(木)オーストリア・インスブルックで行われたベルクイーゼルでのスキージャンプ週間第3戦の予選で、優勝を有力視されている22歳の小林が126.5mのジャンプで126.2ポイントを獲得して1位になった。これまでの2回の予選では小林は2位だった。現在ジャンプ週間総合2位のマルクス・アイゼンビッヒラー(独)は、今日の予選ではうまくいかず、116mにとどまり32位だった。
アイゼンビッヒラーは、「こうなってしまったことは仕方のないことで、それでも何とか予選を通過できた。今はとにかく今日のジャンプを過去のものとして切り替えること。これがまだ予選で良かった」と、予選のジャンプで失敗したものの、1月4日(金)の本戦進出を決めてホッとした様子を見せた。予選の結果は、ジャンプ週間総合成績には影響しないため、第67回ジャンプ週間総合優勝を巡る闘いで現在一番小林陵侑に迫っているのは、引き続き、わずか2.3点差で2位につけているアイゼンビッヒラーだ。
アイゼンビッヒラーの代わりに、今日の予選で2位についたチェコのロマン・コウデルカ(124.5m、123.7ポイント)、3位についたノルウェーのヨハン=アンドレ・フォアファング(127.5m、123.5ポイント)の二人が上位に入った。この二人はジャンプ週間が始まって以来、どんどん調子を上げている選手だ。
前回のガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦では残念な結果になったオーストリアチームだったが、今回の予選ではダニエル・フーバーが4位、シュテファン・クラフトが9位に入り、持ち直した様子だ。
スイスのキリアン・パイアーは納得のパフォーマンスを見せ5位に入った。
ドイツの二人、カール・ガイガーとシュテファン・ライエは6位と8位についた。
第67回スキージャンプ週間の第3試合は、1月4日(金)14:00(日本時間22:00)から開催される予定となっている。
インスブルック大会予選後の選手たちの声:
リヒャルト・フライターク(独、予選12位):今日の自分のジャンプを過大評価するつもりは無い。予選は通過したし、明日の試合を楽しみにしている。このジャンプ台は独特なキャラクターを持っていて、それが気に入っている。
マルクス・アイゼンビッヒラー(独、32位):サッツがうまくいかなかった。タイムングがちょっと遅すぎた感じだった。気分は良いし、自分が何をすべきかもはっきり分かっている。今日の公式トレーニングのジャンプはまぁまぁだったけど、予選でのジャンプはそんなに良くなかった。でもそれは小さなことで、明日を楽しみにしている。
カール・ガイガー(独、6位):今日は良いジャンプができた。今日のサッツは、ここのところより良かったから、今日は良い一日になった。
ダニエル・フーバー(オーストリア、4位):今日みたいな一日だと自信が沢山もらえる。明日も今日みたいにうまく飛べるようにしたい。
シュテファン・クラフト(オーストリア、9位):安定したジャンプが収められたし、とても簡単な感じがした。明日の本戦をすごく楽しみにしている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。