01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
全リザルト » |
1月12日(土)、ワールドカップ(W杯)女子札幌大会の第1戦が開催され、オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(35歳)がW杯通算14勝目となる今季初の優勝を飾った。札幌・大倉山ラージヒル(ヒルサイズ137m)で予定されている全2試合のうちの初戦で、イラシュコは127mと121.5mのジャンプを収めた。2位はドイツのユリアーネ・サイファート、3位はノルウェーのマーレン・ルンビュだった。
6週間前のリレハンメルでの開幕戦で大転倒をしたイラシュコだったが、今日の勝利を決めた後、「今シーズン最初の優勝を果たせて、ものすごく嬉しい。ジャンプをすごく楽しめるから、ここのジャンプ台が大好き。今は明日の試合を楽しみにしている」と、インタビューに答えた。
2位だったユリアーネ・サイファート(独)も、同じように嬉しそうにインタビューに応え、「このジャンプ台が大好き。ここでジャンプするのがものすごく楽しい。昨日のジャンプより、もっと良いジャンプができた」と話した。今日の2位入賞でサイファートは、W杯個人総合でも3位に浮上した。
マーレン・ルンビュ(ノルウェー)は、前日の予選では大差をつけて1位になっていたが、今日は1本目で既に勝利のチャンスを逃してしまった。1本目は105mにとどまったルンビュは、ファーストラウンドが終わった時点では7位だった。上位に20点も離されてしまった。しかし、平昌五輪金メダリストのルンビュは、ファイナルラウンドで目覚ましい追い上げをかけ、今日のダントツで最長の135mのジャンプを見せた。最終的にルンビュは3位になった。
「1本目では良い条件に当たらなかったけれど、有り難いことに第2ラウンドでは本当にうまいジャンプができた。今日の順位を出せて、表彰台入りができて嬉しい。自分は良い方向に向かっていると思う」とルンビュは話した。
ドイツはチームとして、もの凄い強さを見せた。2位のユリアーネ・サイファートの他にも、更に3人のドイツ人選手がトップ10に入った。カタリーナ・アルトハウスが4位、ラモーナ・シュトラウプが7位、カリーナ・フォクトが8位で、素晴らしい団体成績を収めた。アンナ・ループレヒトは25位だった。
同じく、オーストリア女子チームも好成績を挙げた。イラシュコ=シュトルツを筆頭に、エヴァ・ピンケルニッヒが5位、キヤラ・ホルツルが10位に入って納得の結果を出した。
開催国・日本は、伊藤有希の6位と、高梨沙羅の10位が最高成績だった。
W杯女子・個人総合成績では、カタリーナ・アルトハウスが450ポイントで引き続き首位、2位がマーレン・ルンビュ(380ポイント)、3位がユリアーネ・サイファート(296ポイント) となっている。
FIS(国際スキー連盟)W杯女子札幌大会第2戦は、早くも1月13日(日)2:00(日本時間10:00)から開催される。