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2019年の国際スキー連盟(FIS)グランプリ最初の個人戦が7月21日(日)にポーランド・ヴィスワで開催され、スロベニアのティミ・ザイツが133.5mと128.5m(277.9ポイント)のジャンプで優勝した。2位はポーランドのダヴィド・クバツキー(271.3ポイント)、3位はロシアのイエフゲニー・クリモフ(266.8ポイント)だった。ドイツ勢のトップだったマルクス・アイゼンビッヒラーは、僅差ながら4位に甘んじなくてはならなかった。
2019年7月20日(土)、国際スキー連盟(FIS)グランプリ・ヴィスワ大会(ポーランド)で団体戦が開催され、ポーランドチーム(ピヨトル・ジーラ、アレクサンダー・ズニショル、カミル・ストッフ、ダヴィド・クバツキー)が合計1,094.1ポイントで快勝を決めた。2位はスロベニア(ティレン・バルトル、アンツェ・ラニセク、ペーター・プレウツ、ティミ・ザイツ、計1,035.7ポイント)、3位はノルウェー(ヨハン=アンドレ・フォアファング、ロビン・ペデルセン、マリウス・リンドヴィック、ダニエル=アンドレ・タンデ、計1,029.2ポイント)だった。
7月19日(金)にポーランド・ヴィスワのアダム・マリシュ・ジャンプ台で2019年サマーグランプリの最初の予選が行われ、スロベニアのティミ・ザイツが128m(135.5ポイント)の納得のジャンプを収めて1位になった。2位は地元のヒーロー、ダヴィド・クバツキー(124.5m、133.2ポイント)、3位はドイツのマルクス・アイゼンビッヒラー(126.5m、133ポイント)だった。
7月14日(日)にコンチネンタルカップ男子シュチンスク大会(カザフスタン)第2戦が行われ、日本チームが1位・2位を独占する好成績を収めた。
スロベニアでのシーズン開幕から1週間後、コンチネンタルカップはカザフスタン・シュチンスクのヒルサイズ140mの真新しいジャンプ台に舞台を移して開催された。
この冬の顔: スキージャンパー達にとって、2018/19年は大成功のワールドカップ(W杯)シーズンだったと言えるだろう。19会場で競技が行われ、11人の優勝者を出し、その中でも小林陵侑が13勝を挙げて圧倒的な強さを見せた。この冬、数々のスキージャンパーの逸話がつづられた。2018/19シーズンを終えて、今季注目された名前と事実を以下にまとめた。
3月24日(日)、世界トップのスキージャンパー達がスロベニア・プラニツァのフライングヒル(ヒルサイズ240m)で素晴らしいスキーフライングの祭典を繰り広げ、2018/2019シーズンを締めくくった。抜けるような青空のもと、陽光に包まれた会場に6万人以上の観客が集まった。既にこの冬、見慣れた展開通り、今日も最後は小林陵侑が抜きん出た。22歳の小林は今シーズン最後のスキーフライング戦で優勝した。2位は開催国スロベニアのドーメン・プレウツ、3位はドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーだった。
今季、圧倒的な強さを見せたノルウェーのマーレン・ルンビュが、シーズン最終戦で優勝し、ワールドカップ通算25勝目を祝った。既に総合優勝を決めている24歳のルンビュが、3月24日(日)にラージヒルで行われたワールドカップ女子チャイコフスキー第2戦で圧勝した。
2018/19コンチネンタルカップ・シーズンは3月24日(日)のロシア・チャイコフスキー第2戦をもって終幕となった。ラージヒルで開催された最終戦で、前日同様ポーランド勢がワンツーフィニッシュを祝った。
2018/19シーズン最後となるコンチネンタルカップ・チャイコフスキー大会(ロシア)で、3月23日(土)に第1戦が行われ、ポーランド勢がワンツーフィニッシュを決めた。
ワールドカップ女子シーズンファイナルとなる国際スキー連盟(FIS)ワールドカップ女子チャイコフスキー大会で、3月23日(土)に個人戦が行われ、ドイツ・ルーラ出身のユリアーネ・サイファートが快進撃を見せた。29歳のサイファートは、「ブルーバード・ロシアツアー」の枠内で行われる全4試合の3試合目となるチャイコフスキー個人第1戦で、3連勝目となる勝利を挙げた。サイファートは95mと97mのジャンプで、チームメイトのカタリーナ・アルトハウスを2位に、日本の高梨沙羅を3位に抑えた。