01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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ワールドカップ女子シーズンファイナルとなる国際スキー連盟(FIS)ワールドカップ女子チャイコフスキー大会で、3月23日(土)に個人戦が行われ、ドイツ・ルーラ出身のユリアーネ・サイファートが快進撃を見せた。29歳のサイファートは、「ブルーバード・ロシアツアー」の枠内で行われる全4試合の3試合目となるチャイコフスキー個人第1戦で、3連勝目となる勝利を挙げた。サイファートは95mと97mのジャンプで、チームメイトのカタリーナ・アルトハウスを2位に、日本の高梨沙羅を3位に抑えた。
サイファートは、既にブルーバード・ロシアツアーが開幕したニジニ・タギル大会で2連勝を挙げており、今日の勝利で3連勝目となり、第1回ブルーバードツアーの総合得点でもダントツの首位につけている。
勝利を決めたサイファートは、「ここロシアで3勝を挙げられて、ものすごく嬉しい。小さなミスをしてしまったけど、ありがたいことに、それでも勝利に足りた。明日のラージヒルでの最終戦をとっても楽しみにしている」と、試合後のインタビューに答えた。
カタリーナ・アルトハウスは1本目ではまだ首位につけていたものの、2本目で更に上をいくジャンプを収めたチームメイトに優勝を譲らなければならなかった。
「またチームメイトと一緒に表彰台に上がることができて素晴らしい。私達のチームは、今本当に強い。今はラージヒルで開催されるシーズン最後の試合が楽しみ」とアルトハウスは話した。
高梨沙羅は3位入賞を遂げ、「今日は(強風のため)遅延があって長い一日だった。ずっと集中力を保って、自分のジャンプに専心できるように心がけていた。今日はそれがうまくできたと思う。今は明日の最終戦を楽しみにしている。私達全員が存分に楽しめたら良いと思う」と話した。
ノルウェーのマーレン・ルンビュは、目標としていたブルーバードツアー総合優勝を諦めざるを得なくなった。今日のルンビュは7位にとどまり、サイファートに17.5ポイントの差をつけられた。
ロシアツアー全4試合の合計で決まるブルーバード総合ランキングで、サイファートは2位のルンビュに33.8点差で首位につけている。五輪金メダリストでもあり、今季の世界選手権で金に輝いたルンビュにとっても、この差は、いくらラージヒル戦とはいっても普通でいけばもう克服することは不可能だ。特に今絶好調のサイファートが相手では難しいだろう。
団体としての強さを見せたのはハリー・ロードラウアーとノルブス・モルテルが率いるオーストリア女子チームだった。ジャックリーン・ザイフリーツベルガー、キャラ・ホルツル、エヴァ・ピンケルニッヒが4位、5位、そして9位に入って好成績を収めた。
今日の試合は、当初14:00(現地)から開催の予定だったが、強風のため何度も遅延され、最終的にスタートを18:00からとすることが決定された。
2018/19シーズンのスキージャンプ女子最終戦は、3月24日(日)10:00(現地時間14:00、日本時間18:00)から、30名の選手と共にヒルサイズ140mのチャイコフスキー・ラージヒルで開催される予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。