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ルンビュ W杯女子今季最後の予選1位

作成: 22.03.2019 08:47 / sk
国際スキー連盟(FIS)ワールドカップ女子チャイコフスキー大会(ロシア)で予選が行われ、ノルウェーのマーレン・ルンビュが92.5m(107.9ポイント)のジャンプで1位になった。2位・3位はオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒ(93m、106.3ポイント)とキャラ・ホルツル(92.5m、104.8ポイント)だった。

3月22日(金)、ヒルサイズ102mのチャイコフスキー・ノーマルヒルで、今季の女子ワールドカップ(W杯)最後となる予選が行われた。上位40人の女子ジャンパーが23日(土)に行われる本戦への出場権を得た。

そして24日(日)には、世界トップ30の選手による今季最後の試合が、ヒルサイズ140mのチャイコフスキー・ラージヒルにて開催されることになる。

 

今日の予選で1位につけたノルウェーのマーレン・ルンビュは、今冬の圧倒的強さを再度強調した。

W杯個人総合優勝を既に決めている24歳のルンビュだが、今季は他にもオーストリア・ゼーフェルトで行われた世界選手権で金メダルも獲り、先週は第1回女子RAW AIRノルウェーツアーでも栄えある初代総合勝者となって女子ジャンプ史上最高の3万ユーロの賞金も手に入れた。今度はルンビュがチャイコフスキー戦で優勝できるか、更に「ブルーバード・ロシアツアー」のタイトルも獲ることができるかが注目される。

全4試合が行われるブルーバードツアーの2試合を終えた今、ニジニ・タギル大会で2連勝したドイツのユリアーネ・サイファートに続いて、ルンビュは総合得点で2位につけている。

現時点でのブルーバードツアー総合得点を見ると、ユリアーネ・サイファートが482.9ポイントで首位、マーレン・ルンビュが466.6ポイントで2位、ドイツのカタリーナ・アルトハウスが447.9ポイントで3位に続いている。

 

ルンビュは今日1位につけて、ユリアーネ・サイファートとの16.3点の差を縮めるため、もう一度挑戦してくる意気込みを見せた。

ユリアーネ・サイファートは予選で、今日最長の93.5mまで伸ばして6位につけた。29歳のサイファートも、第1回ブルーバード・ロシアツアーの総合優勝をむざむざと奪われるようなことは決してないだろう。

 

チームとして強さを見せたのはスロベニアの選手達で、ウルサ・ボガタイが4位、ニカ・クリツナーとスペラ・ロゲリも7位・8位に続いた。

ドイツのカタリーナ・アルトハウスは9位だった。

 

日本チームからは、高梨沙羅が5位、伊藤有希が19位、丸山希が21位、勢籐優花が23位、岩渕香里が26位に入って、本戦進出を決めた。

 

W杯女子チャイコフスキー大会第1戦は、3月23日(土)10:00(日本時間18:00)から開催される予定だ。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
97.0m
Seyfarth, Juliane (GER)
最短ジャンプ
69.5m
Lussi, Nina (USA)
平均飛距離
85.2m
K点越えジャンプ
10.0%
ネーション数
12
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
5
Slowenien
Russland
Seyfarth, Juliane
17.03.19
Nizhny Tagil
Deutschland
22.03.19
Eisenbichler, Markus (GER) Planica