01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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今季、圧倒的な強さを見せたノルウェーのマーレン・ルンビュが、シーズン最終戦で優勝し、ワールドカップ通算25勝目を祝った。既に総合優勝を決めている24歳のルンビュが、3月24日(日)にラージヒルで行われたワールドカップ女子チャイコフスキー第2戦で圧勝した。
今季の世界選手権王者となったルンビュは、ヒルサイズ140mのラージヒルで行われた最終戦でも無敵だった。
ルンビュは、「今日また表彰台に立つことができてとても嬉しい。大ジャンプが沢山出て、素晴らしい試合だった。好調だった去年から、自分のレベルを高く保つことができて良かった。それは自分にとってもチーム全体にとっても大事なことだった」とインタビューに答えた。
今日ルンビュに一番迫ることができたのは、ドイツのユリアーネ・サイファートだった。これまでの3試合で全勝しているサイファートだが、今回は128mと、今日の最長不倒となった141mの2本で計258.0ポイントを獲得して2位入賞となった。
スロベニアの若手、ニカ・クリツナーは、126mと140.5m(計247.1ポイント)のジャンプで3位となった。19歳クリツナーは、2018年ルシュノフ戦で出したこれまでの自己ベストを更新して、今季初の表彰台入りを果たした。
クリツナーは「今シーズンを締めくくる最高の終わり方だった。ずっと今日みたいなジャンプを収めて、表彰台入りできることを夢見ていた。それが今日叶った。終盤にノルウェーとロシアをまわるツアーが2本あって大変ではあったけれど、素晴らしいシーズンだった」と話した。
オーストリアのジャックリーン・ザイフリーツベルガーは、前日のノーマルヒル戦と同じ4位につけた。オーストリアチームは、他にもキャラ・ホルツルが6位、エヴァ・ピンケルニッヒが11位について、上々の団体成績を収めた。
今日のドイツ勢で2番手だったカタリーナ・アルトハウスは5位、カリーナ・フォクトは12位だった。
日本の伊藤有希と高梨沙羅は7位と8位で締めくくった。
マーレン・ルンビュは24日(日)に圧勝を決めたものの、ユリアーネ・サイファートがブルーバード・ロシアツアーの栄えある初代総合優勝を決めた。29歳のサイファートは、シーズンの締めくくりに1万スイスフラン(約111万円)の賞金を手にすることができた。
サイファートは、「初代のブルーバードツアー総合勝者になることができて素晴らしい。このツアーは私達みんなにとって、とても楽しいものになった。ロシアの主催者の皆さんに感謝している」 と話した。
マーレン・ルンビュは今季12勝を挙げ、合計1,909ポイントを獲得して、W杯個人総合優勝のタイトルを守った。昨冬同様2位はカタリーナ・アルトハウス(1,493ポイント)、3位はユリアーネ・サイファート(1,451ポイント)だった。高梨沙羅は1,190ポイントで4位だった。
ネーションズカップ(国別総合ラインキング)では、ドイツが5,220ポイントで圧勝を決めた。2位はノルウェー(3,443ポイント)、3位はオーストリア(3,192ポイント)だった。日本は2,969ポイントで4位だった。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。