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壮観のジャンプ週間!開幕戦のオーバストドルフ戦は悪天候で一日順延になったものの、その分を取り返すかのように今季の第63回ジャンプ週間は最初から白熱した。
1月6日、オーストリアのビショフスホーフェンで最終戦が行われ、シュテファン・クラフト(オーストリア)が第63回ジャンプ週間の王者となった。前回の試合が終わった時点でクラフト(21歳)が差をつけて総合首位についていたため、今日の試合では3位だったものの、そのまま逃げ切り総合優勝を決めた。これでオーストリアは、ジャンプ週間総合優勝を7年連続で果たしたことになる。
1月5日、オーストリアのビショフスホーフェンでジャンプ週間最終戦のための予選が行われ、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)が1位になった。現在ジャンプ週間総合成績2位のハイボックは、137.5mで148.7ポイント獲得となり、総合首位のシュテファン・クラフト(オーストリア)と、ガルミッシュ戦の勝者アンダース・ヤコブセン(ノルウェー)を2位と3位に抑えた。
勝者ばかりのインスブルック戦:1月4日にオーストリア、インスブルックで行われたスキージャンプ週間第3戦で、リヒャルト・フライタークがドイツチームに12年以上ぶりのジャンプ週間戦優勝をもたらし、シュテファン・クラフト(オーストリア)は2位で総合優勝に向けてもう一歩ふみ出した。そして、2万2千人以上の観客を前に、二人のレジェンドが同点で3位を飾った。
1月3日、オーストリア、インスブルックでスキージャンプ週間第3戦の予選が行われ、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)が1位だった。ハイボックは、128.0mで128.2ポイントを獲得し、ジャンプ週間総合トップのシュテファン・クラフト(オーストリア)とリヒャルト・フライターク(独)を抑えトップについた。
2015年元旦、スキージャンプ週間第2戦がドイツ・ガルミッシュ=パルテンキルヒェンで行われ、アンダース・ヤコブセン(ノルウェー)が2013年に続き2回目の優勝を飾った。その結果、総合優勝の行方が全く分からなくなってきた。
スキージャンプ週間第2戦(元旦)のための予選が大晦日にドイツ、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンで行われ、ノーマークだったアンダース・ヤコブセン(ノルウェー)が1位になった。ヤコブセンは、139.5m、135.0ポイントで、葛西紀明とペーター・プレウツ(スロベニア)を抑え、トップだった。
12/29にドイツ、オーバストドルフで行われたスキージャンプ週間開幕戦では、オーストリアチームがシュテファン・クラフトとミヒャエル・ハイボックの 1・2位独占で祝ったのに対し、ドイツのファンとシモン・アマン(スイス)は早くも総合優勝への希望をあきらめざるを得なくなった。
ドイツ、オーバストドルフで12/27に行われたスキージャンプ週間の開幕戦予選でペーター・プレウツ(スロベニア)が1位になった。