01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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1月3日、オーストリア、インスブルックでスキージャンプ週間第3戦の予選が行われ、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)が1位だった。ハイボックは、128.0mで128.2ポイントを獲得し、ジャンプ週間総合トップのシュテファン・クラフト(オーストリア)とリヒャルト・フライターク(独)を抑えトップについた。
ハイボックは、既にトレーニングで2本とも最高のジャンプを印象づけたが、予選の結果をもって、優勝最有力候補として日曜(1月4日)のジャンプ週間第3戦に臨むことになる。
シュテファン・クラフトは124.5mのジャンプで、ハイボックに1点差だった。フライタークは、これまでのところ期待外れの感があったが、トレーニングでも好調で、予選で125.5m、125.8ポイントで3位だった。
フライタークは、「明日はとにかく楽しみたい。やる気は凄くあるし、この素晴らしい雰囲気の中でうまくやりたい。」と喜びを伝えた。
ロマン・コウデルカ(チェコ)は、125.0m、124.7ポイントで4位、ノルウェーのルネ・ヴェルタは同距離だったものの0.3ポイント差で5位だった。
フィンランド勢トップのアシカイネン
インスブルック予選のフィンランド勢トップはラウリ・アシカイネンで123.3ポイントで6位、葛西紀明が122.3ポイントで7位に続いた。ノルウェーのアンダース・ファンネメル(121.2ポイント)とヨハン=アンドレ・フォアファング(119.5ポイント)がそれぞれ8位と9位、ピオトル・ジーラが118.9ポイントでポーランド勢トップの10位だった。マリヌス・クラウス(独)、グレゴア・デシュヴァンデン(スイス)に続き、ダブル金メダリストのカミル・シュトッホ(ポーランド)が13位、ガルミッシュ戦の勝者アンダース・ヤコブセン(ノルウェー)が14位、セヴェリン・フロインド(独)が15位だった。
カミル・シュトッホは、「少しずつ自分のジャンプの悪い所を直して、どんどん良くなっていると思う。大事なのはジャンプの質だと思う。」と話した。
フロインドは、「今日のジャンプは少し堅くてそれほど良くなかった。トーナメントランキングの事はもう頭にない。今は違う目標がある。試合でまた上位に食い込んでいけるようにしたい。」と語った。
2006年ジャンプ週間の覇者ヤクブ・ヤンダ(チェコ)は、18位で予選通過となった。現在のタイトル保持者、トーマス・ディートハルト(オーストリア)は、スロベニアのロベルト・クラニエツとネイツ・デツマンと同点で26位だった。珍しい事に、アンドレアス・コフラー(オーストリア)、作山憲斗、ロナン・ラミー=シャブイ(仏)の3人も同点で23位となった。
ロシア勢3人予選通過
ロシアチームは、イルミア・ハゼトディノフ、ディミトリー・ヴァシリエフ、ヴラティスラヴ・ボヤリンチェフが29位、31位、46位で予選を通過した。
ジャンプ週間総合成績で2位についているペーター・プレウツ(スロベニア)は33位だった。
シモン・アマン(スイス)とグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)が予選を飛ばなかったため、日曜の本戦でいきなりトップ対決が組まれることになった。ミヒャエル・ハイボックとW杯優勝記録保持者グレゴア・シュリレンツァウアー、現在ジャンプ週間総合トップのシュテファン・クラフトはシモン・アマンとの対決になる。それに比べ楽なのは、リヒャルト・フライタークで、アメリカのニコラス・フェアオールと対戦することになる。マヌエル・ポッピンガーとマリヌス・クラウスは、オーストリア対ドイツの対決となる。ペーター・プレウツはヤクブ・ヤンダと戦う。二人の元ジャンプ週間総合優勝者、アンドレアス・コフラーとトーマス・ディートハルトのオーストリア対決も面白くなりそうだ。
ジャンプ週間インスブルック戦は、2015年1月4日(日)14:00(日本時間22:00)から行われる予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。