01 | Hoerl, J. | 285.3 | ||
02 | Paschke, P. | 277.8 | ||
03 | Tschofenig, D. | 273.8 | ||
04 | Kraft, S. | 273.1 | ||
05 | Deschwanden, G. | 259.7 | ||
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スキージャンプ・ワールドカップシーズン2015/16
フロインドはタイトルを保持できるか
>セヴェリン・フロインド(独)は、ヤンネ・アホネン(フィンランド)が2004年と2005年で果たして以来の2年連続総合優勝を狙うことができる。
>ここ最近の10シーズンで、2年連続総合優勝をなし得たジャンパーはいない。
>1994/95から2004/05シーズンまでで総合優勝した選手は最低でも2年は連続優勝していた:
アンドレアス・ゴールドベルガー(オーストリア、1995年、1996年)、プリモジュ・ペテルカ(スロベニア、1997年、1998年)、マーティン・シュミット(独、1999年、2000年)、アダム・マリシュ(ポーランド、2001~2003年)、ヤンネ・アホネン(フィンランド、2004年、2005年)
>過去6シーズンでの総合優勝は6人のそれぞれ違った選手が果たしている。
W杯記録を狙うシュリレンツァウアー
>グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)は、2009年と2013年にワールドカップ(W杯)総合優勝をしており、同タイトルを3回以上取る史上4人目のジャンパーになれるかもしれない。
>これまでそれを果たしたのは、アダム・マリシュ(ポーランド、4回)、マッチ・ニッカネン(フィンランド、4回)、そしてアンドレアス・ゴールドベルガー(オーストリア、3回)の3人だ。
>シュリレンツァウアーは、これまでW杯総合成績3位以上の成績で計5回シーズンを終了した。
>これまでW杯総合成績で6回以上表彰台に立ったヤンネ・アホネン(フィンランド、8回)とアンドレアス・フェルダー(オーストリア、6回)に並び、シュリレンツァウアーはその記録を作る3人目となれるかもしれない。
>シュリレンツァウアーはW杯個人戦53勝の記録を保持している。
>シュリレンツァウアーは今季をW杯個人戦上位3位以上入賞88回という記録でスタートさせる。これは、この統計で首位を行くヤンネ・アホネン(108回)に20の差がついており、2位のアダム・マリシュ(92回)には4回の差である。
>個人戦と団体戦の合計で見ると、シュリレンツァウアーは117回表彰台に立っており、その上を行くのはアホネン(133回)しかいない。
3度目の国別優勝を目標にするドイツ
>ドイツは2014/15シーズンで、ネイションズカップを取った。ドイツがこのタイトルを取ったのは2001/02シーズンに続き2度目だ。
>ドイツが3勝目を決めれば日本に並ぶことになる。日本は1997~1999年で3回ネーションズカップを取っている。
>オーストリアはネーションズカップを18回取っており、これは全ての国の回数を合計したものにあたる:
フィンランド7回、ノルウェー6回、日本3回、ドイツ2回
>ここ3年は、3つの国がこのトロフォーを獲得している。
2014/15シーズン:ドイツ、2013/14シーズン:オーストリア、2012/13シーズン:ノルウェー
>毎年違う国がこのタイトルを取ったのは2001年から2004年の間のみだ。
2001年:フィンランド、2002年:ドイツ、2003年:オーストリア、2004年:ノルウェー
プレウツは3回連続でスキーフライング王者となれるか?
>ペーター・プレウツ(スロベニア)は、3シーズン連続でスキーフライング・ワールドカップを獲得する初めての選手になれる可能性がある。
>プレウツは、唯一このタイトルを3回取っているグレゴア・シュリレンツァウアー(2009年、2011年、2013年)に並ぶことができるかもしれない。
>過去7シーズンで、グレゴア・シュリレンツァウアーのみがW杯総合とスキーフライング・ワールドカップを同時に獲得している(2009年と2013年)。
◇クリンゲンタール大会・個人戦
3回連続ドイツでW杯開幕
>W杯開幕戦は、3年連続でクリンゲンタールで行われる。
>昨シーズンはロマン・コウデルカ(チェコ)がシュテファン・クラフト(オーストリア)とアンドレアス・ヴェリンガー(独)を抑え、開幕戦で勝利を飾った。
>2013年の11月はクリストフ・ビーグン(ポーランド)が1位、ヴェリンガーが2位、ユーリ・テペシュ(スロベニア)が3位だった。
>このヴェリンガーの2位と3位の2回だけが、クリンゲンタール戦でドイツ勢があげた表彰台数だ。
>セヴェリン・フロインドがヴィリンゲン戦(2015年2月1日)とティティゼー・ノイシュタット戦(2015年2月7日)で優勝したことでドイツに4年ぶりのW杯優勝をもたらした。
フロインド、好調なスタート準備
>世界選手権王者のセヴェリン・フロインドは3月に行われたラージヒル最後の3戦で勝って昨シーズンのW杯総合優勝を決めた。
>フロインドはシーズン開幕戦で1度優勝したことがある。2012年のリレハンメル、ノーマルヒルの試合だった。
>開幕戦で優勝しなおかつ総合優勝を果たしたのは、2007/08シーズンのモルゲンシュテルンが最後だ。
>前季のW杯総合勝者が次の開幕戦で勝ったのは5回だ(表参照)。
ジャンパー | 総合優勝 |
W杯開幕戦 |
Janne Ahonen (FIN) | 2003/04 | Ruka (Nov. 2004) |
Adam Malysz (POL) | 2000/01 | Kuopio (Nov. 2001) |
Martin Schmitt (GER) | 1999/2000 | Kuopio (Nov. 2000) |
1998/99 | Kuopio (Nov. 1999) | |
Hubert Neuper (AUT) | 1979/80 | Oberstdorf (Dez. 1980) |
初戦での勝利は総合優勝を必ずしも左右しない
>36年のスキージャンプ・ワールドカップ歴の中で、初戦で優勝した選手が総合優勝も果たしたのは11回である。
>それを最近で達成したのは、トーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)で2007/08シーズンだった。
>昨シーズンの初戦はロマン・コウデルカが優勝し、最終的にW杯総合成績で7位だった。
葛西にとって25回目のW杯シーズン
>日本のレジェンド・葛西紀明は、今週末43歳にして25度目のW杯シーズンをスタートさせる。
>葛西はW杯個人戦17勝、表彰台には56回(スキーフライング戦も含み)立っている。
>葛西が表彰台に立ったのは15シーズンにおいてで、最近の二冬で6回立っている。
>葛西がW杯で一番最近優勝を飾ったのは2014年11月29日のルカ大会でだった。
>葛西の最初の表彰台は1992年2月、ラハティでのノーマルヒル戦で取った3位だった。
>葛西は表彰台数56を記録しており、この統計でヨーロッパ以外の選手のトップだ。
>葛西はドイツの試合で最も多く優勝(5回)と表彰台数(13回)をあげている。
>2003年2月に葛西がヴィリンゲンのラージヒル戦で優勝して以来、ドイツの試合でヨーロッパ以外の選手が優勝を果たしていない。それ以来の61試合は全てヨーロッパの選手が勝っている。
シュリレンツァウアー
>グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)はW杯最多優勝の53勝という記録を保持している。彼が最後に勝ったのは2014年12月のリレハンメル戦だ。表彰台数88は、この統計でヤンネ・アホネン(フィンランド、108回)、アダム・マリシュ(ポーランド、92回)に次ぐ3位だ。
>シュリレンツァウアーはヒンツェンバッハで9月27日に行われた今夏最後のグランプリ戦で優勝した。
クラフト
>シュテファン・クラフト(オーストリア)は、昨年のクリンゲンタール戦で2位になり、シーズン中3勝し表彰台に13回上がった。ペーター・プレウツ(スロベニア、20回)とセヴェリン・フロインド(独、15回)だけがクラフトより多く表彰台に立った。
>クラフトは前回のジャンプ週間で、ミヒャエル・ハイボック(オーストリア)とプレウツを抑え優勝した。
作山
>作山憲斗(日本)は今夏のFISグランプリで総合優勝した。
>作山のW杯最高成績は2015年3月クオピオ・ノーマルヒル戦での18位、2014年12月エンゲルベルク・ラージヒル戦の19位だ。
フィンランド
>フィンランドのジャンパーはW杯で個人戦合計170勝しており、オーストリア(250勝)に続いて多い。しかし最近の4シーズンでフィンランドに勝利をもたらしたのは、2014年1月4日のインスブルック戦でのアンシ・コイブランタだけだ。
ノルウェー
>ノルウェーはW杯個人戦で127回優勝を収めており、アンダース・ファンネメル(2勝)とアンダース・ヤコブセン(1勝)が昨シーズンで優勝を飾った。
>ルネ・ヴェルタは2015年の世界選手権のノーマルヒル戦で王者になり、2014/15シーズン最後の5戦中3回3位になった。
◇クリンゲンタール大会・団体戦
次のネーションズカップも狙うドイツ
>現在ネーションズカップ保持するドイツは、初めて2年連続でこのトロフィーを取りたいところだ。これ以前にドイツが国別優勝したのは2002年だ。
>ドイツは昨年クリンゲンタールでのW杯開幕・団体戦で優勝した。 これまでドイツはW杯団体戦で8勝している。
>自国での団体戦でドイツが優勝したのは2005年と2010年のヴィリンゲン大会でだった。
王座を取り戻したいオーストリア
>オーストリアはW杯団体戦全75試合中27勝しており、表彰台には60回上がっている。
>昨シーズン、オーストリアはW杯団体戦で優勝できなかった。最近で優勝したのは2014年3月のプラニッツァ戦だ。
>グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)とトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)は団体戦で16勝しており記録保持者となっている。
更なるW杯勝利を目指すスロベニア
>2012年2月19日にスロベニアが最初にW杯優勝を飾ってから、同チームはワールドカップ18戦中8勝している。
>昨シーズン、スロベニアはヴィリンゲンとプラニッツァで優勝している。
>団体戦8勝の全ての試合でペーター・プレウツ(スロベニア)とユーリ・テペシュ(スロベニア)が参戦していた。
ノルウェーも再び団体戦競争圏に
>ノルウェーは昨シーズン、1993年以来初めて世界選手権・団体戦で金を取った。
>ノルウェーは2015年3月、W杯ラハティでの団体戦で2年ぶりのW杯優勝を果たした。
>ノルウェーは2015年ジュニア世界選手権の団体戦でも優勝した。