01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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ソチ五輪で、葛西紀明はラージヒル個人戦で銀メダルを取り、歴史を塗り替えた。五輪スキージャンプ史上、41歳でのメダル獲得は最年長記録となった。彼の成功によって、ソチ、ルスキエ・ゴルキ・スキージャンプセンターの観衆の喜びもハイライトを迎えた。
葛西は、ほぼ1ヶ月前にクルムで行われたスキーフライング大会で、10年以来のワールドカップ優勝を飾り、そして今回オリンピックで20年ぶりのメダル獲得となった。1994年のリレハンメル五輪で葛西は日本チームとして団体戦の銀メダルを取っている。
1988年に葛西がW杯デビューを飾った時には、現在のライバル達の多くがまだ生まれてもいなかった。葛西は、1992年にスキーフライング世界選手権のタイトルを取って、初めて大きな成功を収めた。
長い厳しい時代を乗り越えて、今やっと自分のフォームをつかんだ。「僕が取ったメダルが、他の人に勇気を与えてくれたら嬉しい。あきらめちゃいけないんだ! 目標を定め、自分が好きなことを実行していく。もしそういう風に生きられれば、全てが可能になるし、人生に生きる価値を与える」という葛西紀明の言葉が「Welt.de」で伝えられた。
2/15(土)に共に表彰台に上ったカミル・シュトッホ(ポーランド)とペーター・プレフツ(スロベニア)は、ベテラン葛西に敬意を表した。「葛西は凄い人で凄いスポーツマンだ!」と金メダルW受賞のシュトッホは話した。「葛西のことを凄く尊敬している。彼は僕のやる気を鼓舞してくれる」とは、プレフツの談だ。
葛西は引退については今はまだまだ考えていないようだ。「次の冬季オリンピックで45歳、次の次で49歳。次のオリンピックに向けて、もっと好成績を出して、技術的にも改善して準備していけたらいいと思っている。」