01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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ファイナルで圧倒的なジャンプを見せたカミル・シュトッホが優勝を消えた。ドイツのリヒャルド・フライタクが2位、そして日本の伊東大貴が3位に入賞した。
プレダッツォ大会の世界チャンピオン131mを飛び、ファーストラウンド終了後ロベルト・クラニエッチとリヒャルド・フライタクに続いて3位についていた。ファイナルで140mの圧倒的なジャンプを見せ、280.4ポイントをスコアして今季2勝目をあげた。
ドイツのリヒャルド・フライタクは1.7ポイント差で今季4回目の優勝を逃し、2位。22歳のこの選手は132mと136mで278.7ポイントをスコア。今回のこの結果でクオピオでの28位というリザルトは例外だったということを証明した。
伊東大貴はこの金曜日のヒーローの一人と言えよう。ファーストラウンドで130m、7位と出遅れていたが、ファイナルでのジャンプは135.5mと3位まで寿にをあげることに成功。昨年も優勝していることからこのグラナセン(トロントハイムのジャンプ台名)のジャンプ台では常に可能性があることを証明した。
ロベルト・クラニエッチはファーストラウンドで1位につけていたが、ファイナルで132mとその位置をキープすることは出来なかった。31歳のフライング世界チャンピオンは最終的に5位、チームメイトのペーター・プレヴィッチは6位、ユーリ・テペシュ7位と優勝は逃したものゴラン・ヤヌスのスロベニアチームはチーム的な強さをアピールした。
ドイツチームはリヒャルド・フライタクの他にトップ10入りし選手が2名。ミヒャエル・ノイマイアーは予選でも好調さを見せていたが、ファイナルで136mのジャンプを見せ、271.4ポイントで4位。セヴェリン・フロインド(129mと130m、258.4ポイント)で10位、またアンドレアス・ウェリンガーが20位、アンドレアス・ヴァンク22位とW杯ポイントを獲得した。
ノルウェー、自国開催で表彰台を逃す
1万4千人のファンを前に地元トロントハイムでノルウェーは満足いく結果を出すことが出来なかった。130.5mと132m、265.4ポイントでアンダース・ヤコブセンがノルウェーのベスト選手となったが8位に終わった。アンダース・バルダルは安定したジャンプを見せ2本とも128.5mを飛んで13位。トム・ヒルデ19位、アンドレアス・スティルネン23位とファイナルには進出したもののトップ争いに加わることは出来なかった。
オーストリアチームもトップ争いに食い込むことはなく、トップ10入りした選手はいなかった。ヴォルフガング・ロイツルがベストのオーストリア選手で11位。シュテファン・クラフト、マニュエル・フェットナー、グレゴア・シュリーレンツァウアーがそれぞれ14、15、16位だった。シュリーレンツァウアーは128mと129m、250.8ポイントと安定したジャンプを見せたもののトップ10入りを果たすことは出来なかった。
シュトッホがトップ3入り
グレゴア・シュリーレンツァウアーは既に総合優勝を決めているが、22大会で1395点を獲得。アンダース・バルダルが2位(932点)、カミル・シュトッホはトロントハイムでの優勝で前大会までで3位だったセヴェリン・フロインドと入れ替わり3位に浮上した。