01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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新設されたソチのジャンプ台で今週末男女ともにオリンピックのプレ大会が行われる。使用されるのは小さな台、ノーマルヒルだけである。しかしここまでの有力選手がソチでもトップ争いを繰り広げることは間違いない。
セヴェリン・フロインドはここまでのW杯個人3戦中に2勝していることから、自信を持ってこの大会に臨むだろう。クウサモ(フィンランド)の大きな台からこのロシア南西部の小さな台にどう合わせてくるかが注目される。
まだ始まったばかりの今季であるが非常に接戦である。その上ノーマルでの大会のためトップ争いは熾烈になるのが予想される。優勝候補も大勢いる。オーストリアのグレゴア・シュリーレンツァウアー、トーマス・モルゲンシュテルン、ノルウェーのアンダース・バルダル、ヤコブセン、ファネメル。そしてもちろんドイツのフロインド、若手のアンドレアス・ウェリンガー、リヒャルド・フライタクなどが熱い戦いを繰り広げることであろう。
ヴァジリエフへの期待
ここまでノルウェー、ドイツ、オーストリアが平均して同じくらいの強さを見せている。この3チームは国別で他のチームを離して非常に僅差である。
他のチームではディミトリー・ヴァジリエフが今季表彰台にのった。このロシア選手は当然地元開催のW杯に期待をかけているがクウサモでの表彰台は彼にとって2009年3月以来である。ポーランドはカミル・シュトッホなしでこの大会に臨む。3戦中W杯ポイントが1点しか獲得出来なかったこの25歳の選手は休みを入れ、トレーニングすることになった。
この新しく出来た施設は観客にとって目を見張るものだろう。ジャンプ台自体は出来上がっているものの、それ以外の周辺の建物や道路は今も慌ただしく建設中である。ソチから約50kmのこの地域はおびただしい工事現場となって、2014年のオリンピックの準備に追われている。
プラニッツァのジャンプ台クルーによる整備
天候によりノーマルヒルのみが使用されるが、それはもとからの予定であった。黒海からもそう遠くなく、気温も通常クリスマス以降にロシアの寒さに下がってくる。組織委員会はそのことから昨年の冬雪をデポジットして、その雪で現在ジャンプ台は整備されている。
ジャンプ台はプラニッツァのジャンプ台クルーによって整備されている。スロベニア人たちは高い気温での整備の経験が豊富である。そしてこのクルーは予選、そして男女それぞれ2戦ずつが行われるこのジャンプ台を作り上げた。