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スキーフライング世界選手権:関連データ

作成: 17.01.2018 09:25 / sk

第25回目となる国際スキー連盟(FIS)スキーフライング世界選手権が開催される。これで、ドイツ・オーバーストドルフで開催されるのは6回目となる。1973年、1981年、1988年、1998年、そして2008年にもスキーフライング世界選手権がオーバーストドルフでとり行われた。

開催地:
ドイツ・アルゴイ地方、オーバーストドルフは、ミュンヘンから車で南西に2時間強、ボーデン湖畔のフリードリヒスハーフェンから車で東に2時間弱のところに位置する。

ハイニ=クロップファー・スキーフライングジャンプ台はヒルサイズ(HS)235mだ。
このフライングヒルは、ここ数年で大幅に修復され近代化された。
ヒルレコードは、2017年にアンドレアス・ヴェリンガー(独)が立てた238mとなっている。

 

ハイニ=クロプファー・フライングヒル

 

現在、世界選手権王者のタイトルを保持しているのは、2016年バート・ミッテルンドルフ大会(オーストリア)で優勝したスロベニアのペーター・プレウツである。

2014年、チェコ・ハラコフで行なわれたスキーフライング世界選手権では、セヴェリン・フロインド(独)が王者となった。

 

スキーフライング世界選手権:これまでの覇者

 

スキーフライング世界選手権:
世界選手権と普通のワールドカップ大会と違うのは、個人戦が4ラウンドにわたって行なわれる点だ。この4ラウンドは2日間に分けて開催され、初日に1・2ラウンド、2日目に3・4ラウンドが行なわれる。全4ラウンドの合計点で、最高点を獲得した選手が優勝となる。
このため、世界選手権の覇者は2日目にならないと分からない。

団体戦は、2ラウンドで勝負が決まる。
各国ごとに4人が参戦でき、各選手がそれぞれ2回飛ぶ。
最終的に、各国全8本のポイントが合算され、最高得点を収めた国が優勝となる。


大会プログラム:
2018年1月18日(木)公式トレーニングと予選

2018年1月19日(金)個人戦、第1・第2ラウンド

2018年1月20日(土)個人戦、第3・第4ラウンド、表彰式

2018年1月21日(日)団体戦、第1・第2ラウンド、表彰式

 

FISスキーフライング世界選手権2018:大会プログラム

 

優勝候補:
・ノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデとアンドレアス・スティエルネン
・ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーとリヒャルト・フライターク
・ポーランドのカミル・シュトッホ
・オーストリアのシュテファン・クラフト
・スロベニアのペーター・プレウツ
・他にも何人か有望視される選手がいる

 

賞金:
スキーフライング世界選手権の賞金は、個人戦7万2千スイスフラン、団体戦が7万スイスフランで計14万2千スイスフラン(約1,630万円)が用意されている。


スキージャンプとスキーフライングの相違点:
フライングヒルはラージヒルより更に大きく、助走、サッツ、飛翔も更に高スピードとなる。
小さめのジャンプ台では、踏み切り時の力がより要求されるが、フライングヒルでは飛翔時の感覚が大事となる。
特に、スロベニアとノルウェーのジャンパー達が、優秀なフリーガータイプと言われている。

 

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