01 | Paschke, P. | 317.1 | ||
02 | Tschofenig, D. | 309.2 | ||
03 | Ortner, M. | 307.1 | ||
04 | Kraft, S. | 306.0 | ||
05 | Hoerl, J. | 300.9 | ||
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2014年12月6日(土)、ワールドカップ(W杯)リレハンメル大会(ノルウェー)の第1戦が行われ、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)が、ちょうど1年前に最後の優勝を果たした同じ場所で、再びW杯優勝を飾った。24歳のシュリレンツァウアーは、127.5mと138.5m、計302.7ポイントをマークし、自身が保持していたW杯優勝記録を53に更新し、同時にオーストリアチームに2014年1月6日以来初めての個人優勝をもたらした。
シュリレンツァウアーは、「この優勝に到達するまでに、かなりの努力が必要だった。この試合はすごく難しい試合だったことは確かだし、運に左右されて、特にファーストラウンドは厳しかった。2回目では、今シーズン始まって以来、初めてのスーパージャンプを見せることができて、この勝利が妥当なものだと証明できたし、これまでの厳しい取り組みのおかげで自分が本当に行きたい方向に向かっているということが示せた。」とインタビューに答えた。
昨年同様2位のファンネメル
地元ノルウェーのアンダース・ファンネメルは、132.5mと139.5m、合計299.8ポイントで、同じくリレハンメルで昨年達成したW杯自己最高成績と並ぶ2位に入った。「今シーズン最初の表彰台を達成できてとても嬉しいし、自分のジャンプに満足している。この馴染みのジャンプ台で、明日もう一度チャンスがある。」とファンネメルは試合後に意欲を語った。
3位はミヒャエル・ハイボック(オーストリア、23歳)で、2014年1月ヴィスワ大会で3位だった時以来、2度目のW杯表彰台となった。ハイボックの1本目は123.5m、2本目は今日の最長飛距離141.0mで、計294.0ポイントだった。「僕にとってもオーストリア・スキージャンプにとっても、信じられないぐらい良い日になった!自己最高成績を出せた。今シーズン、ずっとうまく行っていて、今日やっと表彰台に手が届いた。とても嬉しいし、明日の試合がどうなるか楽しみにしている。」とはハイボックの談。
伊東、僅差で表彰台を逃す
4位は日本の伊東大貴で、125.5mと138.0mで、292.0ポイントだった。
再び好調を取り戻しつつあるペーター・プレウツ(スロベニア)は、125.0m・137.0m、290.3ポイントで5位だった。
リレハンメル大会でのドイツ勢トップは、スキーフライングチャンピオンのセヴェリン・フロインド(279.5ポイント)で6位。その2.7点差でアンダース・バルダル(ノルウェー)が7位、イェルネイ・ダムヤン(スロベニア)が276.2ポイントで8位だった。ダムヤンにわずか0.1ポイント足りず9位になったのは、イタリアのダヴィデ・ブレサドラで、W杯自己最高成績となった。スロベニアのロベルト・クラニエツ(273.9ポイント)は10位で、今シーズンの自己最高成績となった。11位はクリンゲンタール大会の勝者、ロマン・コウデルカ(チェコ)だった。
風に悩まされたアマンと葛西
特にファーストラウンドではどんどん強くなる追い風の中、災難だった葛西紀明は1回目では28位にしかつけなかった。それでも2本目はとても良いジャンプを見せ、何とか12位に入った。更についていなかったのはクーサモ大会で葛西と共に優勝したシモン・アマン(スイス)で、1回目で34位となり、ファイナル進出さえ果たせなかった。
明日、12月7日にはリレハンメル大会第2戦が開催され、予選は12:45(日本時間20:45)、本戦は14:15(日本時間22:15)から行われる予定となっている。
次の大会は12月12~14日に、ワールドカップの開催地としては初めてのニジニ・タギル(ロシア)にて、行われる予定だ。
W杯リレハンメル大会12/6・リザルト
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本との時差はマイナス8時間です。