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W杯エンゲルベルク男子第2戦 小林陵侑が優勝

作成: 21.12.2025 18:46 / hn

国際スキー連盟(FIS)スキージャンプワールドカップ・エンゲルベルク大会(スイス)で12月21日(日)に男子個人第2戦が開催され、日本の小林陵侑が優勝した。

強風のため度々中断を余儀なくされた今日の試合で小林陵侑は、ワールドカップ総合首位のドーメン・プレウツ(スロベニア)を2位に、ドイツのフェリックス・ホフマンを3位に抑えた。

1週間後に始まるスキージャンプ週間を前にして、今日の勝利で小林陵侑もドーメン・プレウツ(スロベニア)に並んで優勝有力候補としての存在感を裏打ちした。


小林は「今日の僕のパフォーマンスは良かったし条件にも恵まれた。とにかく今日はうまくいった」と勝利を喜びつつ、「ジャンプ週間を前に優勝候補の一人として数えられている認識はあるし、正直なところそれが少しプレッシャーでもあり開幕前の緊張感も感じている」と話した。


ドーメン・プレウツはファーストラウンドが終わった時点では、ドイツのフィリップ・ライムンドと同点で首位につけていた。

しかし、ファイナルラウンドで小林陵侑が決めた素晴らしいジャンプに逆転を許した。

最終的にフィリップ・ライムンドは4位となった。

ポーランドのカクペル・トマシャクは自己ベストの5位入賞を果たした。

ドイツのフェリックス・ホフマンは3位となり、2試合連続で表彰台入りを遂げた。
ホフマンは「今日はジャンプするのが難しかった。飛んでいる時に追い風に押されてしまった。正直なところ、それでも上位(6位)に入れたことにびっくりした。難しい天候条件だったのにも関わらず2本目も続行されて、僕も3位まで浮上できてすごく良かった」と喜びを伝えた。

オーストリアのヨナス・シュスターは土曜のエンゲルベルク第1戦では5位だったが今日も6位となり、24時間以内に2度目のトップテン入りを果たし好調さを裏付けた。

土曜に転倒したシュテファン・エンバッハー(オーストリア)だったが、それに動じず今日は8位となった。


他のオーストリア勢 ヤン・ホアルシュテファン・クラフトダニエル・チョフェーニックは今日は15位、19位、34位と本領を発揮できなかったが、それでもジャンプ週間での活躍が期待されている。

Felix Hoffmann

 


W杯エンゲルベルク男子第2戦:リザルト(2025年12月21日)

順位 ビブ 名前 飛距離 1 飛距離 2 合計
1. 66 小林陵侑 133.0 132.0 310.0
2. 67 Prevc, Domen 133.0 141.0 306.4
3. 60 Hoffmann, Felix 124.5 132.5 303.8
4. 64 Raimund, Philipp 132.0 129.5 296.6
5. 52 Tomasiak, Kacper 131.0 126.5 293.8
6. 46 Schuster, Jonas 130.0 126.0 293.0
7. 47 Forfang, Johann Andre 130.5 129.0 291.2
8. 58 Embacher, Stephan 145.0 140.0 290.1
9. 53 Zajc, Timi 134.0 133.5 290.0
10. 63 二階堂蓮 125.5 137.0 289.9
11. 51 中村直幹 136.5 136.0 288.1
12. 54 Sundal, Kristoffer Eriksen 132.5 133.0 283.7
13. 32 Wasek, Pawel 134.0 127.0 281.7
14. 65 Lanisek, Anze 130.0 124.5 278.9
15. 59 Hoerl, Jan 124.5 127.0 278.2
16. 40 Kytosaho, Niko 138.0 128.0 276.8
17. 50 Lindvik, Marius 139.0 118.0 269.3
18. 44 Stoch, Kamil 120.5 121.0 268.7
19. 62 Kraft, Stefan 125.5 125.5 267.6
20. 38 Aalto, Antti 125.5 119.0 265.1
21. 37 佐藤幸椰 116.5 133.0 264.6
22. 23 Mizernykh, Ilya 125.0 116.5 263.9
23. 27 Hauswirth, Sandro 130.0 120.5 262.0
24. 21 Kesseli, Juri 124.0 115.5 259.6
25. 41 Aigro, Artti 127.0 133.0 258.2
26. 2 Wasser, Yanick 120.0 132.0 258.1
27. 33 Kot, Maciej 119.0 121.5 250.6
28. 17 Roth, Luca 120.0 114.0 247.7
29. 30 Bickner, Kevin 131.0 110.5 243.6
30. 55 Fettner, Manuel 123.0 113.0 243.4
31. 36 小林朔太郎 119.0   130.1
32. 49 Granerud, Halvor Egner 122.5   128.9
33. 20 Peier, Killian 118.0   127.6
34. 61 Tschofenig, Daniel 128.0   127.0
35. 34 Oblak, Rok 119.5   126.4
36. 48 Paschke, Pius 121.5   126.0
37. 29 Ammann, Simon 129.0   124.6
38. 26 Trunz, Felix 122.0   123.5
39. 45 Deschwanden, Gregor 111.0   123.4
40. 11 Kapustik, Hektor 122.0   122.1
41. 18 Palosaari, Vilho 120.5   121.3
42. 43 Zyla, Piotr 116.5   120.8
43. 35 Kubacki, Dawid 119.0   116.4
44. 57 Foubert, Valentin 124.0   113.6
45. 39 内藤智文 124.0   113.2
46. 42 Colby, Jason 107.5   102.8
47. 25 Urlaub, Andrew 113.0   102.7
48. 1 Imhof, Remo 100.0   93.9
49. 16 Kos, Lovro 118.5   93.6
DSQ. 4 Belshaw, Erik     0.0

 

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

ギャラリー

Engelberg Männer Freitag
20.12.2025 04:02
Engelberg Männer Samstag
20.12.2025 19:29

統計

最長不倒
145.0m
Embacher, Stephan (AUT)
最短ジャンプ
100.0m
Imhof, Remo (SUI)
平均飛距離
124.1m
K点越えジャンプ
53.2%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
5
Österreich
Kobayashi, Ryoyu
23.11.25
Lillehammer
Japan
20.12.25
Maruyama, Nozomi (JPN) Engelberg