01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
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北京冬季オリンピック(中国)、国家スキージャンプセンターのラージヒル(ヒルサイズ140m)でのトレーニング2日目、オーストリアのシュテファン・クラフトが強いジャンプを収めて、ラージヒル戦金メダル候補としていきなり浮かび上がった。
ワールドカップ総合優勝を2回果たしたことがあるクラフトは、現地時間の2月10日(木)夜に行われた公式練習で、129mと133mまで飛距離を伸ばした後、3本目は参加しなかった。
クラフトは、「2本のジャンプがうまくいったら今日はもう充分。それはやるまえから言ってあった」と、素晴らしい2本を収めた後に話した。
これで、クラフトも優勝候補の一人に浮上して、ノルウェーの3人マリウス・リンドヴィク、ハルヴォル=エグナー・グランルード、ダニエル=アンドレ・タンデと共にメダルをめぐる戦いに入ってきそうだ。3日前の男女混合団体戦で金メダルをとったペーター・プレウツも、引き続き強いジャンプを決めて、メダル獲得への意欲を裏付けた。
混合団体戦で銀をとったROC(ロシア・オリンピック委員会)のイェフゲニー・クリモフとダニル・サドレイエフも再び好パフォーマンスを見せた。この二人もラージヒル戦で上に食い込んできそうだ。
ノルウェーのロビン・ペデルセンは、今日の最後の最後、3本目のジャンプにようやく間に合った。ペデルセンは、新型コロナに感染して北京に来られなかったヨハン=アンドレ・フォアファングの代わりに五輪への出場権を得た。ペデルセンは1回しか飛べなかったが、その1本を130mまで伸ばして上々の出来となった。
ドイツチームは前日より断然良くなった。マルクス・アイゼンビッヒラーは2ラウンド目で5位、3ラウンド目で8位となり、カール・ガイガーは3本目で9位となった。二人ともトレーニング初日は苦戦していたが、今日は上を狙える好調さを見せた。
2月12日(土)に開催予定の男子ラージヒル個人戦のための予選は、11日(金)現地時間19:00(日本20:00、中央欧州12:00)からスタートする予定だ。