01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
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北京冬季オリンピックで、2日前にはノーマルヒルを舞台にスキージャンプ男女混合団体戦が行われたが、2月9日(水)には国家ジャンプセンターのラージヒルで最初の公式トレーニングが行われた。ノーマルヒル戦で金メダリストとなった日本の小林陵侑と、ノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデが特に好調さを見せ、同じくノルウェーのハルヴォル=エグナー・グランルードも強いパフォーマンスを見せた。
ダニエル=アンドレ・タンデは、新型コロナの感染を乗り越えて2月8日(火)の夜に北京に到着したばかりだった。それでも、元スキーフライング世界選手権王者のタンデは長旅と時差ボケをものともせず、いきなり納得のパフォーマンスを見せた。
ヒルサイズ140mの北京ラージヒルで最初から相性の良さを見せたタンデは、「ここへの遠征前にオスロのホルメンコーレンでトレーニングすることができた。この場に来ることができて、とにかく嬉しい」と、説明した。
金メダリストの小林陵侑も、特に2本目のジャンプで強さを裏付けた。
ノーマルヒル戦で銀メダルに輝いたマヌエル・フェットナー(オーストリア)も、引き続き好調だ。2本目は6位、3本目では最長の133mを収めた。
フェットナーは、「ノーマルヒルからラージヒルへ移るのは、そんなに大きな違いはない。ここのジャンプ台は両方とも同じような傾向がある。明日は調整日に当てるつもり。ラージヒル戦のメダル候補は20人ほどもいて、接戦になる思う」と、話した。
昨冬のワールドカップ総合勝者ハルヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)は、今日もそれぞれの回で1位、3位、2位となり順調な滑り出しとなった。グラネルードは土曜の決勝にメダル候補として参戦することになる。
今回のオリンピックでスキージャンプ最後の種目となる14日(月)の団体戦でも、ノルウェーチームはメダル候補と見られている。
ドイツのエース、カール・ガイガーとマルクス・アイゼンビッヒラーにとっては、今日は思うようなジャンプが出なかった。アイゼンビッヒラーはそれぞれの回で18位、12位、52位、ガイガーは15位、18位、14位だった。
参加した64人の中でシュテファン・ライエは中程の成績にとどまり、ピウス・パシュケはもうすこし良くて14位、24位、11位となった。
2月10日(木)には3ラウンドの公式トレーニングが18:00(日本時間19:00、中央欧州時間11:00)から行われる予定だ。