01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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11月29日(金)、ワールドカップ男子ルカ大会(フィンランド)で第1戦のための予選が行われ、スロベニアのティミ・ザイツが139m(138.5ポイント)のジャンプで1位になった。2位はノルウェーのロバート・ヨハンソン(136.2ポイント)、3位はドイツのカール・ガイガー(135.8ポイント)だった。
冬らしい気象条件のもと開催されたこの予選を終えて、今シーズンの優勝有力候補がヴィスワ大会の時より更にはっきりしてきた。
上位3人に加え、今日はシュテファン・クラフト(オーストリア、4位)と、小林潤志郎(5位)、伊東大貴(6位)、小林陵侑(8位)等の日本勢も納得の出来を見せた。それに加え、ポーランドのヤクブ・ヴォルニ(7位)と、ヴィスワ戦でオーストリア勢トップの12位だったヤン・ホアル(9位)も好ジャンプを収めた。
ドイツチームの中では、ダントツでカール・ガイガーが強かった。好調なガイガーは、北極圏での今大会で上位に入るチャンスがあるし、優勝も狙えるかも知れない。
先週末、ヴィスワでの開幕戦で優勝したノルウェーのダニエル=アンドレ・タンデは、ワールドカップ総合首位となり、今日の予選の最終ジャンパーとして飛んだが、かなり危なっかしい展開となった。タンデは早くも108.5m地点で着地し43位となり、土曜の本戦への進出をかろうじて決めた。
ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーにとっても思ったような展開にはならなかった。世界選手権ゼーフェルト大会の王者であるアイゼンビッヒラーだが、この冬は不運な幕開けとなっている。ヴィスワ戦でアイゼンビッヒラーは難しい条件に当たってしまい、73m地点で着地しファイナルに進める望みさえ持てなかった。ルカでは最初は好調子なように見えた。トレーニング1本目では143mの夢のようなジャンプを見せた。しかしその後行われた予選では転倒した。退場する時には目に見えた怪我は負っていないようだったが、検査のために病院に連れて行かれた。土曜と日曜の試合に出られるかはまだ未定だ。
ルカ大会第1戦は、11月30日(土)16:30(日本時間 翌0:30)から開催される予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。