01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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10月4日(金)の夜、2019年FISグランプリ最終となるクリンゲンタール大会(ドイツ)で予選が行われ、ポーランドのダヴィド・クバツキーが1位になった。世界選手権ノーマルヒル戦の王者であるクバツキーは139.5m(133.5ポイント)のジャンプで、チームメイトのヤクブ・ヴォルニー(142m、133.2ポイント)を2位に、日本の小林陵侑(138.5m、129.5ポイント)を3位に抑えた。
クリンゲンタールのフォクトランド・アリーナに集まった観客は、7度という寒さの上、絶え間なく雨が降る中で、手に汗握る予選を目の当たりにした。今日の勝者はヤクブ・ヴォルニーになりそうな流れがずっと続いていたが、予選の最後から2番目のジャンプでクバツキーが1位の座を勝ち取った。
今日の予選で1位になったクバツキーは、5日(土)16:00(日本時間23:00)から始まる最終戦での優勝候補でもあり、同時に2019年サマーグランプリ総合でも優勝が最有力視される。なぜなら、現在グランプリ総合首位の佐藤幸椰は、今日の予選で健闘の4位となったものの、もし本戦で同じ結果が出たとしたらクバツキーに2019年グランプリ総合優勝を持って行かれてしまうことになるからだ。
現時点ではグランプリ総合成績で、クバツキーは佐藤幸椰にわずか10点差で迫っている。クリンゲンタールで繰り広げられる土曜の最終戦では、またも目が離せない展開になりそうだ。
ヒルサイズ140mのクリンゲンタール・ジャンプ台で金曜に行われた予選で、スロベニアのドーメン・プレウツも強さを示した。先週末に当地で開催されたスキージャンプ・コンチネンタルカップで連勝したプレウツは、今日の予選では5位だった。
ロバート・ヨハンソンがノルウェー勢トップの6位、開催国ドイツのリヒャルト・フライタークはチームトップの7位となり好調だった。
ポーランドチームは、他にもピオトル・ジーラ(8位)、マチェイ・コット(10位)、カミル・ストッフ(13位)も好調で、もの凄い団結力を示した。クレメンス・ムランカも15位でトップグループに入った。
ドイツからはシュテファン・ライエ(18位)、カール・ガイガー(22位)、マルクス・アイゼンビッヒラー(34位)も堂々の予選通過となった。
66人の選手が今日のハイレベルな予選に参加したが、予選落ちした中には数名の有名選手も含まれていた。カナダのマッケンジー=ボイド・クローズは先週末のコンチネンタルカップ・クリンゲンタール大会で2度表彰台に上がったが、今日の予選では58位だった。他にも日本の小林潤志郎やオーストリアの二人、ヤン・ホアルとクレメンス・アイグナー等も予選敗退となった。
この夏最後の試合となる2019年グランプリ・ファイナルは10月5日(土)16:00(日本時間23:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。