01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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2019年スキージャンプ・サマーグランプリの最後から2試合目となるヒンツェンバッハ戦(オーストリア)が9月29日(日)に開催され、ポーランドのダヴィド・クバツキーが優勝した。世界選手権ノーマルヒル戦の王者でもあるクバツキーは、今日の手に汗握る試合で、オーストリアのフィリップ・アッシェンヴァルトを2位、ポーランドのピオトル・ジーラを3位に抑えて勝利を掴んだ。グランプリ総合成績でクバツキーは、現在首位の佐藤幸椰にわずか10ポイント差まで迫っている。来週末、ドイツ・クリンゲンタール戦で今夏のグランプリ最終戦が行われることになる。
クバツキーにとって2017年10月のクリンゲンタール戦以来の勝利で、FISグランプリ通算8勝目だった。「一本目はうまくいって、優勝できてとても嬉しい。でも2本目はあまりうまくいかなかったから、まだまだ課題が沢山ある。それでも優勝できたのだから、もちろん満足している」とクバツキーは試合後のインタビューに答えた。
2位のフィリップ・アッシェンヴァルトにとっては、グランプリ初の表彰台入りだった。「今日の2位入賞は自分にとって大きな意味を持つ。今日ここで最初の表彰台入りを達成できるとは思っていなかった。好調ではあったし、それを今日やっと試合で見せることができたことを今は満喫している」とアッシェンヴァルトは話した。
3位のピオトル・ジーラも満足そうで、「まだ改善しなくてはいけないことはあるけれど、まずまずの試合になった。2本目はあまりうまくいかなかったけれど、表彰台には届いたから満足して良いと思う」と話した。
ポーランドチームからは、勝者クバツキーとジーラの他にもマチェイ・コットも5位に入って好成績を収めた。カミル・ストッフは13位だった。
オーストリアチームは、サマーグランプリで唯一のホームゲームとなった当大会でかなりの好成績を収めた。フィリップ・アッシェンヴァルトを始めとして、グレゴア・シュリレンツァウアーが4位、シュテファン・クラフトが6位、ミヒャエル・ハイボックが8位に入り、トップの団体成績となった。
それに対し、この夏を通して強さを見せていた日本チームは振るわない結果となった。グランプリ首位の佐藤幸椰は日本勢トップの10位につけ、総合首位の座を270ポイントで守ったが、他は小林陵侑が20位、竹内択が23位、佐藤慧一が28位、小林潤志郎が29位と、先週見せた圧倒的な強さは見る影もなかった。
ペーター・プレウツが7位、アンツェ・ラニセクが9位でスロベニアチームは好成績となった。
ドイツ勢のトップは17位のカール・ガイガー、シュテファン・ライエが19位、リヒャルト・フライタークは25位だった。マルクス・アイゼンビッヒラーは31位でファイナルラウンドに進めなかった。
ノルウェー勢のトップは11位のマリウス・リンドヴィク、スイスのキリアン・パイアーは12位だった。
2019年グランプリ最終戦は、ドイツ・クリンゲンタールにて来週の土曜(10月5日)に開催される。予選は10月4日(金)に予定されている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。