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ヒンツェンバッハ予選でオーストリア勢1・2位

作成: 28.09.2019 19:29 / sk

FISグランプリ男子ヒンツェンバッハ大会(オーストリア)で、9月28日(土)の夜に予選が行われ、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)が1位になった。ワールドカップ通算53勝のシュリレンツァウアーは、ヒルサイズ90mのヒンツェンバッハ・ノーマルヒルで88m(123.8ポイント)のジャンプを決めた。2位もオーストリアの フィリップ・アッシェンヴァルト(86.5m、122.1ポイント)、3位はポーランドのピオトル・ジーラ(88.5m、122ポイント)だった。

天候にもめぐまれた今日の予選で、シュリレンツァウアーはこの夏の好調さを再度裏付けることができた。29歳のシュリレンツァウアーはシーズン序盤のヒンターツァーテン戦でも2位となり勝利に肉薄していた。

この夏から、シュリレンツァウアーは元ドイツチームヘッドコーチのヴェルナー・シュースターをコーチに迎えてトレーニングをしており、その成果が出ていると言えるだろう。

 

ジーラに続き、同じくポーランドのダヴィド・クバツキーが4位となった。

しかし驚きの健闘を見せたのは日本勢トップとして5位に入った竹内択だった。1年前だったらそれ程驚くことではなかったかも知れないが、この夏の小林兄弟や二人の佐藤の好成績を考えると、特筆すべきことだ。竹内は先週末行われたコンチネンタルカップ・シュタムス大会(オーストリア)で既に2連勝を挙げて好調さを示していた。

 

シュテファン・クラフトも6位に入り、オーストリア勢は優秀な団体成績を収めた。

スイスのキリアン・パイアーが7位、ノルウェーのハルヴォル=エグナー・グランルードが8位だった。

ジャンプスーツが規定外とされて3人の選手が失格となったため、54人の参加者のうち予選を通過できなかったのは72.5mと伸びなかったフィンランドのアルトゥ・ポホジョラだけだった。

 

2019年FISグランプリの最後から2番目の試合は、9月29日(日)15:30(日本時間22:30)から開催される予定となっている。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。

 

統計

最長不倒
92.0m
Kubacki, Dawid (POL)
最短ジャンプ
75.5m
Maksimochkin, Mikhail (RUS)
平均飛距離
83.6m
K点越えジャンプ
43.6%
ネーション数
11
トップ10のネーション数
4
トップ30のベストネーション
5
Österreich
Polen
Japan
Kubacki, Dawid
13.01.19
Predazzo
Polen
18.08.19
Stoch, Kamil (POL) Zakopane