W杯プラニツァ団体戦 ポーランド優勝、日本4位

作成: 23.03.2019 12:08 / sk
1
Polen
1627.9
2
Deutschland
1619.8
3
Slowenien
1603.1

3月23日(土)、今シーズン最後のスキーフライング団体戦がスロベニア・プラニツァで開催され、ポーランドスキージャンプチーム(ヤクブ・ヴォルニ、カミル・シュトッホ、ダヴィド・クバツキー、ピオトル・ジーラ)が合計1,627.9ポイントをマークして優勝した。2位はドイツ(カール・ガイガー、コンスタンティン・シュミート、リヒャルト・フライターク、マルクス・アイゼンビッヒラー、計1,619.8ポイント)、3位はスロベニア(アンツェ・セメニッチ、ペーター・プレウツ、ドーメン・プレウツ、ティミ・ザイツ、1,603.1ポイント)だった。


ポーランドチームは、今回もまた団結力を発揮し、その上スタートジャンパーのヤクブ・ヴォルニが予想以上の強さを見せて、最初から最後まで危なげもなく勝利を決めた。唯一、今日の試合の最終ジャンパーとして飛んだピオトル・ジーラが、ポーランドチームをヒヤリとさせた。2本目でジーラは、242.5mまで伸ばした後の着地の際、両手を地面についてしまった。それでも最終的に強豪ドイツチームにわずか8.1点差で逃げ切ることができた。

 

太陽が輝き気温も17度まで上がった中で開催された今日の試合で、今シーズン最強のチーム、ポーランドが勝つべくして勝った。
明日、日曜の最終戦を残すばかりとなった現在、国別総合成績(ネーションズカップ)でポーランド(5,974ポイント)は400点以上の差を広げて首位の座につけており、実質的に総合優勝を決めた。ドイツチームは5,536ポイントで2位となっている。

 

ポーランドのこの成功に決定的な役割を果たしたカミル・シュトッホは、「僕達にとって団体戦は、4人の選手が飛んで決まる結果であり、僕達を支援してくれる全ての人への結果となるから、いつも特別なもの。今日は僕ら全員が良いフライトを見せることができて、素晴らしい日だった。僕個人にとっては、ここに来て最初から上手く合わせられなくて少し厳しかった。でも今は、最高のジャンプを見せるべきところで、それが果たせたので満足している」と話した。

 

ドイツチームの中では、今日もマルクス・アイゼンビッヒラーが圧倒的なパフォーマンスを見せた。アイゼンビッヒラーは2本目で今日の最長不倒となった246mを決めて、迫ってくるスロベニア勢を抑えて2位の座を確保した。
ドイツチームの若手のコンスタンティン・シュミートも納得の出来を見せ、好成績を収めた。
19歳のシュミートは、「この結果を出せて、すごくすごく嬉しい。今日は大飛翔が沢山出たし、天気も完璧だった。自分のベストを尽くして頑張った。特に僕の2本目は本当にうまくいったと思う。今シーズンが僕にとって、これほど良い展開になるとは思っていなかった」と試合後のインタビューに答えた。

 

4位には日本チーム(佐藤幸椰、葛西紀明、小林潤志郎、小林陵侑)が入った。小林陵侑は、またも鮮やかな飛翔を収めた。

オーストリアチームが5位、ノルウェーチームが6位だった。

 

全7本のスキーフライングの合計点で決まる「プラニツァ7(セブン)」では、5本が終わった今、日本の小林陵侑が合計1,136.4ポイントで首位、2位はドイツのアイゼンビッヒラー(1,129.6ポイント)、3位はスロベニアのティミ・ザイツ(1,068.8ポイント)となっている。

 

これで、3月24日(日)の最終戦では、マルクス・アイゼンビッヒラーと小林陵侑の大決戦が見られることなる。二人は、プラニツァ7総合優勝(賞金2万スイスフラン=約220万円)と、今季最高のスキーフライング選手に贈られる小さいクリスタルトロフィーをかけて闘うことになる。

 

今日はイタリアのセバスチャン・コロレドと、開催国スロベニアのロベルト・クラニエツにとって最後のジャンプとなり、感動的なハイライトとなった。

 

全リザルト

Planica 7:総合得点

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

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