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ついに!アイゼンビッヒラーW杯初優勝

作成: 22.03.2019 16:37 / sk

国際スキー連盟(FIS)スキーフライング・ワールドカップ男子プラニツァ大会(スロベニア)で3月22日(金)の午後、個人第1戦が行われ、ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラーが238.5mと233mの飛翔で合計445.0ポイントを獲得して優勝した。2位は小林陵侑(438.1ポイント)、3位はポーランドのピオトル・ジーラ(437.3ポイント)だった。28歳のアイゼンビッヒラーは、2月に世界選手権インスブルック・ラージヒル戦で金メダルを獲ったが、ワールドカップ優勝は今回が初めてだった。

プラニツァの今日という日はマルクス・アイゼンビッヒラーのための一日となった。アイゼンビッヒラーは今年の世界選手権ゼーフェルト大会(オーストリア)で王者となっており、今シーズンはこれまでも充分好調だったが、更にワールドカップ(W杯)初優勝で彩った。バイエルン出身のアイゼンビッヒラーは、ヒルサイズ240mのプラニツァ・ジャンプ台を舞台に、彼の得意とするスキーフライングでW杯初勝利を果たした。このアイゼンビッヒラーの優勝で、ドイツはスキーフライング戦でのスランプを克服した。この前にドイツの選手がスキーフライング戦で優勝したのは、2015年にセヴェリン・フロインドが勝った時だった。


これでアイゼンビッヒラーは、スキーフライングワールドカップ総合と「プラニツァ7」総合ランキングの両方で首位に浮上した。「今日は本当にすごい試合だった。スキーフライング戦では、ほんの小さなミスで何メートルも短くなってしまうから、勝つのが特に難しい。今日は僕にとって良い日になった。2本目を飛んだ時にこれは良いジャンプになるとすぐ分かった。でもまだ上には本当に飛距離を伸ばせる選手が残っていたからね。それでも今日はありがたいことに、やっと勝利に手が届いた。1本目が終わった時点では勝てるとは思っていなかったから、2位の座を守ろうと思っていた。でも陵侑もやっぱり人間だから、ミスもする。目標はスキーフライングワールドカップで総合優勝を獲ることで、それは僕にとっては世界選手権インスブルック戦での金メダルと同じぐらいの意味を持つ」と今日の勝者、アイゼンビッヒラーは話した。


前日の予選ではアイゼンビッヒラーをねじ伏せた日本の小林陵侑だったが、今日は2位で満足しなくてはならなかった。
小林陵侑は、「今日の1本目は本当に上手くいった。その後の2本目では残念ながら小さなミスをしてしまった。それでも今日のパフォーマンスと結果を出せて嬉しい。このプラニツァのフライングヒルが好き。お客さんが、どこの選手でもみんな応援してくれるのが素晴らしいことだと思う。スキーフライングワールドカップ総合優勝はものすごく難しいと思う」と話したが、アイゼンビッヒラーとの差はわずか4点だけだ(アイゼンビッヒラー:311点、小林:307点)。

 

これで、スキーフライングワールドカップ総合優勝は、日曜のスキーフライング最終戦で、この世界トップの二人が直接対決して決着をつけることになった。

 

ポーランドのピオトル・ジーラは242mと234mのフライトで合計437.2ポイントを獲得して3位入賞を遂げた。これでジーラは通算11回目の表彰台入りを果たしたことになる。ジーラは、合計438.1ポイントの小林陵侑に、まさに僅差で迫っていた。
ポーランドの人気者、ジーラは、「今日のジャンプにかなり満足している。ものすごく楽しかった。表彰台に上がれることはいつだってとても特別なことだから誇りに思う」と喜びを伝えた。

 

開催国のスロベニアチームはホームゲーム初戦で、表彰台入りこそ果たせなかったものの、非常に強い団体成績を収めた。ティミ・ザイツが4位につけてファンを沸かし、5位にはヴィケルスン戦で優勝したドーメン・プレウツが続いた。そして兄のペーター・プレウツも10位と健闘した。

 

スイスのシモン・アマンは、ヴィケルスンで見せた強さを見事に再現して、6位につけた。オリンピック金メダル4冠のアマンの特に注目すべき点は、非の打ちどころの無い着地と飛型点の高さにある。日曜の最終戦で、アマンが表彰台に上がることも現実的と言えるだろう。そうなれば、アマンにとって夢のようなシーズンファイナルになる。

 

ノルウェー勢の今日のトップは、8位のヨハン=アンドレ・フォアファングだった。
ロシアのイエフゲニー・クリモフは上々の11位だった。

 

日本チームからは、2位の小林陵侑の他に、小林潤志郎が13位、葛西紀明が19位、佐藤幸椰が24位に入り、伊東大貴と中村直幹が27位・28位に並んだ。

 

プラニツァ大会の2試合目となる団体戦は、早くも3月23日(土)10:00(日本時間18:00)からスタートする予定だ。
そして、24日(日)には今季最終戦となる個人戦が、同じく10:00(日本時間18:00)から開催されることになっている。

 

全リザルト

プラニツァ大会7:総合得点

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
242.0m
Kobayashi, Ryoyu (JPN)
Zyla, Piotr (POL)
最短ジャンプ
183.0m
Tepes, Jurij (SLO)
平均飛距離
214.7m
K点越えジャンプ
89.7%
ネーション数
10
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
6
Japan
Eisenbichler, Markus
-
Deutschland
17.03.19
Seyfarth, Juliane (GER) Nizhny Tagil