01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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3月21日(木)、小林陵侑がスキージャンプ2018/19シーズン最後となる予選で1位となった。22歳の小林陵侑は今季ワールドカップ総合優勝を既に決めているが、今日は248m(247.8ポイント)のフライトを決め予選トップとなった。全く同距離を飛んだドイツのマルクス・アイゼンビッヒラー(248m、245ポイント)が2位、3位はスロベニアのティミ・ザイツだった。
小林陵侑は、先週末のヴィケルスン大会で見せた強さを、そのままプラニツァ大会初日でも示した。先に飛んだアイゼンビッヒラーが目にも鮮やかな248mの大飛翔を収めていたが、その後にゲート1から飛んだ小林陵侑がまたも圧倒的な飛翔を見せてアイゼンビッヒラーを抑えた。プラニツァの予選日も小林陵侑には向かうところ敵なしだった。すごいことだ。
太陽が降り注ぎ春らしい陽気の中、世界トップのスキーフライアー達がプラニツァを早くも木曜に、お祭りムードに包んだ。
3月21日(木)の午前中、1万5千人の観客がヒルサイズ240mのレタウニツァ・フライングヒルに集まり、どんどん飛び出す大飛翔に歓声を上げた。
上位3人の他にも、シュテファン・クラフト(オーストリア)、地元スロベニアのドーメン・プレウツ、ポーランドのカミル・シュトッホも4位から6位につけて観客を沸かせた。
記録的な71人もの選手が予選に参加した中、31人のスキージャンパーもしくはスキーフライアーが翌日22日(金)の本戦への進出を果たせなかった。その中にはアンダース・ファンネメル(ノルウェー)、ロベルト・クラニエツ(スロベニア)、ステファン・フーラ(ポーランド)などの名高い選手も含まれた。
明日、22日(金)にはプラニツァ大会個人第1戦が行われ、23日(土)には団体戦が、そして24日(日)にはスキーフライングワールドカップ(W杯)総合上位3人によるビッグファイナルが開催される。3試合の合計6本のスキーフライングと、今日の予選の1本の得点が、この冬最後の特別成績「プラニツァ7(セブン)」として数えられる。プラニツァ7総合勝者には2万スイスフランの賞金が用意されている。
W杯個人総合優勝の大クリスタルトロフィーは既に小林陵侑のものと確定しているが、プラニツァではスキーフライングで今季誰が一番となるか、小クリスタルトロフィーをかけて競われることになる。現在、小林陵侑が首位、その後に僅差でマルクス・アイゼンビッヒラー(独)、カミル・シュトッホ(ポーランド)、シュテファン・クラフト(オーストリア)が続いており、このトロフィーをかけた闘いに最後まで目が離せない。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。