01 | Hoerl, J. | 310.5 | ||
02 | Tschofenig, D. | 304.0 | ||
03 | Deschwanden, G. | 298.7 | ||
04 | Wellinger, A. | 291.5 | ||
05 | Geiger, K. | 291.1 | ||
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気温は12度、快晴のスキージャンプ日和だ。まさか2月のノルディックスキー世界選手権でこの天候条件になるとは思っていなかったものの、オーストリア・インスブルックのベルクイーゼル・ジャンプ台では21日(木)、春のような陽気の中、2回目の公式トレーニングが行われた。
今日行われた2本のトレーニングジャンプの結果によって、2月23日(土)に行われる個人戦本戦で誰が優勝候補と見られるのか、いよいよはっきりした。
今日のトレーニングでは、今季好調な二人、日本の小林陵侑と地元オーストリアのシュテファン・クラフトが上位につけた。
前日の公式トレーニングではポーランドのカミル・シュトッホとスイスのキリアン・パイアーがメダルを狙ってくる強さを見せたが、今日の結果も予想の範疇と言って良いだろう。
初日に好感触を掴んだパイアーとシュトッホ(それにポーランドチームのダヴィド・クバツキー、ピオトル・ジーラ、ヤクブ・ヴォルニ)は、トレーニング2日目には参加しなかった。
ドイツの選手も満足のいく結果を出した。
ドイツチームの中で一番良い印象を与えたマルクス・アイゼンビッヒラーは、「このジャンプ台にうまく合わせられたと思う。まだ細かい点の調整はしなくてはだけれど、土曜の試合までには間に合うと思う。世界選手権初戦を楽しみにしている。とにかく良いジャンプを見せられるように心がけて、結果がどうなるかはやってみないと分からない」と説明した。
ドイツチームからは土曜の個人戦に、マルクス・アイゼンビッヒラー、アンドレアス・ヴェリンガー、カール・ガイガー、そしてリヒャルト・フライタークが参戦することになった。シュテファン・ライエはこの枠から外れたことになる。
チームとしての強さを見せたのはノルウェーで、ヨハン=アンドレ・フォアファング、ロバート・ヨハンソン、そして昨日転倒したトーマス=アーセン・マルケングの3人が上位につけた。それに加え、ラハティ大会で大転倒したアンドレアス・スティヤネンも再び戻ってきた。
昨日のトレーニングには参加しなかったオーストリアチームだったが、今日のトレーニングの調子を見て参戦する4人の選考が行われることになっていた。
2本のトレーニングジャンプが始まる前にヘッドコーチのアンドレアス・フェルダーは、「トレーニングを見てから、土曜の試合で誰が観客にまわることになるか決めることになる」と話していた。
そしてトレーニングの後にオーストリア代表として選ばれたのは、フィリップ・アッシェンヴァルト、マヌエル・フェットナー、ミヒャエル・ハイボック、ダニエル・フーバー、そしてシュテファン・クラフトだった。 前回の世界選手権でシュテファン・クラフトが王者となっているため特別枠となり、オーストリアは唯一5人の参戦が許されることになっている。若手のヤン・ホアルは今回は選抜されなかった。
2月22日(金)14:30(日本時間22:30)からは、土曜の本戦への出場権をかけた予選が開催される。
ベルクイーゼル・ジャンプ台でのラージヒル戦は、23日(土)の同じく14:30(日本時間22:30)から始まる予定だ。
このラージヒル戦は、2019年ノルディックスキー世界選手権ゼーフェルト大会で予定されているスキージャンプ男女6種目のうちの最初のメダルをかけた試合となる。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。