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小林陵侑、エンゲルベルクでも好調

作成: 14.12.2018 19:10 / sk

12月14日(金)、ワールドカップ男子エンゲルベルク大会(スイス)初戦の予選が行なわれ、日本の小林陵侑(22歳)が1位になった。小林は137m(134.4ポイント)のジャンプで、オーストリアのシュテファン・クラフト(124.5m、132.9ポイント)を2位に、ノルウェーのロバート・ヨハンソン(135m、131.4ポイント)を3位に抑えた。

小林陵侑はエンゲルベルク大会の予選でも、今現在、世界トップクラスのスキージャンパーであることを裏付けした。今日の予選のラストジャンパーとして飛んだ小林は、オーストリアのシュテファン・クラフトを抑えて、鮮やかに1位を決めた。
小雪の舞う氷点下の気温の中で行なわれた公式トレーニングでも、小林陵侑は既にエンゲルベルクのティトリス大ジャンプ台と、この上なく相性が良いことを示していた。トレーニング2ラウンドのうちの1本目で小林は最長ジャンプを決めた後、2本目は飛ばず、その後、直接予選1位のジャンプを収めた。堂々たるチャンピョンのスタイルだ。

 

小林に続いた、シュテファン・クラフトとロバート・ヨハンソンは、今度いつ表彰台入りしてもおかしくない選手だ。

カミル・シュトッホ(ポーランド)が4位、カール・ガイガー(独)が5位だった。スロベニアのペーター・プレウツは6位になり、負傷後の長い休みから堂々の復帰ぶりを見せた。

ロシアのイエフゲニー・クリモフは9位に入りトップ10入りを果たした。


大体のところエンゲルベルク大会の予選は、大きな驚きの結果もなく、全ての有力候補が本戦進出を決めた。
エンゲルベルク第1戦は12月15日16:00(日本時間 翌0:00)からスタートする予定となっている。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
141.0m
Geiger, Karl (GER)
最短ジャンプ
112.0m
Kasai, Noriaki (JPN)
平均飛距離
125.7m
K点越えジャンプ
60.5%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
5
Österreich
Norwegen
Geiger, Karl
23.09.18
Rasnov
Deutschland
02.12.18
Schmid, Katharina (GER) Lillehammer